材料が同じでも型を替えると面白い!
いつものパンも成型を替えるだけで違ったパンに見えるから不思議です。
今回はイングリッシュマフィンの型を使ってパンを作ってみました。
イングリッシュマフィンの型はイングリッシュマフィンを作るためにだけあるのではありません。
これだけでは型を買った意味がありませんよね。
例えばバーンズ。ハンバーガーを作る時にもこの型が使えます。イングリッシュマフィンを作る時には上が平らになるように重しを置きますが、バーンズの場合は置きません。
バーンズ専用の型もありますが、毎日焼く訳ではありませんからイングリッシュマフィンの型で十分です。 出来上がったパンを横二つに切ればバーンズが出来ますからね。
このマフィン型も種類がいろいろあって、大きさがまちまちです。
cottaさんではパン型でなく菓子型として販売しているようです。パンのイメージより菓子のイメージなのでしょうか。
確かにお菓子にも使える形ですけれどね。
100均にもセルクルが売っていて、以前はこれを使ってイングリッシュマフィンを作ったことがありました。
サイズが大きいのですが、一応使えましたよ。材質もステンレスで中にショートニングを塗って使うのは同じです。
ただちょっと薄くて何度も使用するには耐久性がないかなとは思います。
今回はcottaさんで買った9㎝×3.5㎝の大きさのセルクルを使って焼いてみました。
さらに生地に紫芋のパウダーを入れてみました!
材料はさつまいもとレーズンが入っていて極普通なのですが、生地に紫芋パウダーを練り込んでみました。
紫芋パウダーはその名の通り紫芋を使った粉なんですが、これを練り込むとすごくパンの印象が変わります。
紫芋そのものが手に入りにくいというのもありますが、パウダーは通販で簡単に手に入ります。
⇒紫芋パウダーでパン作り
たまにこのようなインパクトのある粉を使うのもパン作りをマンネリ化しないコツですね。
さつまいもは生のさつまいもを裏ごししても良いのですが、生協で裏ごししたさつまいもが売っていたので使いました。
お正月料理に栗きんとんを作る人がいるために冷凍スィートポテトが出ていました。
手間が省けていいですよね。
さつまいもとレーズンのパン
材料
強力粉 | 150g |
紫芋パウダー | 10g |
砂糖 | 15g |
塩 | 3g |
スキムミルク | 6g |
ドライイースト | 3g |
バター | 15g |
レーズン | 30g |
スィートポテト | 160g |
牛乳 | 適量 |
黒ゴマ | 適量 |
作り方
1.レーズン、ドライイースト以外をケースに入れ、生地コースでスタートします。
2.ドライイーストはイースト容器に入れ、レーズンは途中で投入します。ホームベーカリーにそのような機能があれば使います。
3.生地が出来上がったら、5個に分けて丸めます。
4.きれいな紫色になりました。濡れ布巾をかけて10分休ませます。その間に、セルクルを用意し、中にショートニングを塗っておきます。
5.ベンチタイムが終わったら、麺棒で23㎝×8㎝位に伸ばします。
6.さつまいもペーストを塗ってレーズンを散らします。この時端を1㎝ほど残しておきます。
7.くるくると巻いていきます。最後はきちんと閉じておきます。
8.両端を丸めてセルクルの中に入れます。両端は閉じます。
9.ベーグルのような形ですね。5つ作ります。
10.ハサミかナイフで4か所切込みを入れます。半分くらいまで入れた方が良いです。私はあまりきれいに切込みが入りませんでした。
11.さらに間に切り込みを入れます。生地が戻ってしまってあまり上手にいきませんでしたが・・・・
12.このまま2次発酵をします。オーブンの発酵機能を使って、35℃で40分位。
13.発酵が終わったら黒ゴマを散らします。私は家にあったすり胡麻を使いましたが、もちろん普通の炒り胡麻でも良いです。
14.オーブンを170℃に予熱、その後160℃に下げて15分焼きます。
セルクルから取り出して網の上で冷まします。光の加減で色が変ですが、本当はきれいな紫色ですよ。ショートニングを塗っておくとサラッと取れますよ。
さてどんな味になったのでしょうか
柔らかく出来上がりました。胡麻のいい香りがします。カットすると、さつまいもペーストとレーズンが覗いていますね。
実は切りこみを入れるとサツマイモが覗くのですが、どうやら切りこみが甘かったらしく、覗いていません。
でも味はとっても美味しいですよ。優しい味でちょっぴりレーズンの酸っぱさがたまらなく美味しいです。
レーズンはもっと一杯入れても良かったかなと思っています。
ぜひ作ってみて下さいね。
⇒90径×35(丸型セルクル)バラ (お菓子・パン作りをするための調理器具・材料・ラッピング・レシピが総合的に揃うcotta )
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