紫イモパウダーを使ったパン・ド・ミです。
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
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紫イモって?
紫イモはサツマイモの一種で、中が全部紫色をしています。サツマイモの原産はメキシコだといわれ、紀元前3000年も前からもうすでに栽培されていたようです。
日本に伝わったのは17世紀ごろで、中国から沖縄、薩摩へと伝わりました。当時の薩摩で栽培が始まったので薩摩イモと呼ばれるようになりました。
サツマイモは痩せた土壌でも育つため戦後の食料難に大変重宝しました。
その中で青紫色の紫イモは沖縄、薩摩では多く生産されていたようです。紫イモはアントシアニンが大変多く含まれています。
アントシアニンとはポリフェノールの一種で、ブルーベリーやワインに多く含まれています。
ブルーベリーは目の健康に良いといわれていますが、アントシアニンの効果なのです。
その他にも抗酸化作用や免疫作用などもあって生活習慣病や老化防止にとても効果があります。
アントシアニンの他にビタミンC,E,βーカロテン、食物繊維なども豊富に含まれ、健康食品としてはとても優秀な食材なのです。
今回は紫イモをパウダー状にした粉をパンに練りこんで作ってみました。紫色のちょっとどぎつい色をした食パンが出来上がりました。
紫イモパウダーは店頭に置いてない所が多く、通販で購入しています。
紫イモ&オレンジピールパン・ド・ミ
材料と作り方
材料
強力粉 | 250g |
バター | 15g |
砂糖 | 大2 |
スキムミルク | 大1 |
塩 | 小1 |
水 | 180g |
ドライイースト | 小1/2 |
紫イモパウダー | 50g |
オレンジピール | 30g |
作り方
1.ドライイースト以外をケースに入れる。今回は具材を全部初めから入れて作りました。
2.ドライイーストはイースト容器に入れて、メニュー「1」、レースンなし、スタート。
所々にオレンジピールの色が見えていますね。紫色のパンなんて珍しいでしょう?
これが自家製のパン作りなんですよ。色んなアレンジが出来てしまう。
野菜パウダーを使う!
今回、紫イモパウダーを使いましたが、野菜パウダーって他にも色々あります。人参やサツマイモ、カボチャ、ホウレンソウなど、沢山あります。
これらを使ってパンを作れば生地の色が変わっていつもと違ったオリジナルなパンが出来上がります。
粉末になっているので生地に直接練りこめば簡単ですし、どの程度野菜が含まれているかはちょっと疑問なんですけどね。
でも面白いパンになるのでは?
カボチャパウダーを使えば黄色いパンが、ホウレンソウパウダーを使えば緑色のパンが出来ます。
そんなほんのちょっとの工夫がパン作りをマンネリ化させない秘訣でもあるのです。
今回はパン・ド・ミにしましたが、フランスパンにしてもいいし、ライ麦パンでもいいし、全粒粉パンでもいいと思います。
本当にパン作りは奥が深く、楽しいですね。
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