天然酵母菌の良さを味わうにはプレーンな食パンが一番良いのですが、今回はちょっとプラスしてオレンジピールを入れてみました。
天然酵母菌のパンの材料はシンプル
以前、天然酵母菌を使った食パンのご紹介をしましたが、材料はいたってシンプルでした。
一般的にパンを作る時には、粉、バター、砂糖、塩、スキムミルク、水、ドライイーストを入れて作りますが、天然酵母菌を使ったパンの場合、粉、砂糖、塩、水、酵母菌といたってシンプルです。
ちょうどフランスパンを作る時の材料のようです。
余計な材料を入れなくても、自然なパンの美味しさが出るということなのでしょう。パンの美味しさというものは、小麦粉の甘さを味わうということが本来の食べ方なのかもしれません。
お米を食べる時と同じように、炊き立ての米の美味しさを十分味わうためには、何も入れないご飯だと思いませんか?
最も美味しいご飯は米の種類によっても違いが出ます。コシヒカリや秋田こまちなど。
小麦粉もやはり種類によって味に違いが出ます。そして、パンを膨らますイースト菌も違いがあるのです。
天然酵母菌を使ったパンとドライイースト菌を使ったパンでは圧倒的に天然酵母菌の方が美味しいです。
美味しいというのは人それぞれ味覚があり、どう感じるかはまちまちです。ですから、シンプルな味が良いという人と、もっと甘さがあったほうが良いという人といることでしょう。
フランスパンは皮の美味しさが、天然酵母菌は生地の美味しさがあります。どちらも余計な材料を入れないでもパンそのものを味わうことが出来ます。
そんな天然酵母菌ですが、オレンジピールを入れて作ったらどうなるでしょう?
ということで、今回はオレンジピールを入れた天然酵母菌オレンジパンです。
天然酵母菌のオレンジパン
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
材料と作り方
強力粉 | 300g |
砂糖 | 大1 |
塩 | 小1 |
水 | 180g |
生種 | 大2 |
オレンジピール | 40g |
作り方
1.ケースに生種を入れる。生種は予め作って冷蔵庫に入れておきます。
2.オレンジピール以外の材料を入れる。
3.メニュー「22」で、レーズンあり、粗混ぜ、焼き色標準でスタートします。
4.約7時間後、出来上がりです。
オレンジピールが所々に見えます。
何も入れなくてもとっても美味しいのですが、オレンジピールが入るとほんのり甘くなり、さらに美味しくなりました。
それにしても焼き時間もすごく長いです。余程時間がなければ焼くことできませんよね。
具材を入れずにセットするならば予約ができますから、その方がよさそうですね。
これは試しにオレンジピールを入れてみたらどんな味がするのだろうという私なりの実験でした。でも美味しかったですよ!
コメント