一番最初に作らないといけない基本の食パンでした。
前の機種と比較して
前の機種(10年前の機種)と比べて食パンはどう進化したか。
10年の歳月は機械も暮らしも変化しました。ホームベーカリーも例外ではありませんでした。
食パンは以前のに比べると非常に生地のきめが細かくなりました。
メーカーは前の機種とは違いますが、出来上がりにそう大きな違いはないと思われます。多分技術が進歩したのしょう。
生地のボソボソ感が感じられません。とってもきめ細かいのです。これなら次の日に食べてもそう硬くはならないかもしれません。
市販の食パンに負けていませんね。すごい進歩。驚きです。
〔パナソニックのホームベーカリーで焼いています〕
⇒ホームベーカリーについての記事はこちらから
大豆粉入りの食パン
ごく普通の食パンでも良かったのですが、長年のパン作りのせいか、つい何か入れてみたくなってしまいます。
今回は大豆粉を入れてみました。大豆粉は字の通り大豆で作られた粉です。
材料
強力粉 | 220g |
大豆粉 | 30g |
バター | 10g |
砂糖 | 大2 |
塩 | 小1 |
水 | 180g(ml) |
ドライイースト | 小1 |
作り方
1.ドライイースト以外をすべてケースに入れる。
2.メニュー「4」、レーズンなし、焼き色「標準」でスタート。ドライイーストはイースト容器に入れる。
*パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕を使っています。
3.4時間後、出来上がり。
味は?
美味しいというより普通かな。でも生地のきめが細かいので、舌触りがとても良いです。大豆粉の臭いはしません。
大豆粉を入れたことで、強力粉の分量が減り、その分パンの膨らみがなくなったのかと思われます。高さが通常より低いです。
大豆粉について
大豆粉とはその字の通り大豆を粉にしたものです。普通私たちが大豆を使った粉といえば真っ先に思い浮かべるのがきな粉ではないでしょうか。ではきな粉と大豆粉とどう違うのでしょうか。
大豆粉は先程もいいましたが、大豆を粉にしたもの。きな粉も大豆を原料に作っていますが、大豆を煎ってから粉にしています。
大豆粉は生の大豆をそのまま粉にしているところが違うのです。
生の大豆のため少し臭みが残ります。きな粉は風味も香りも強いので、料理に使うには難しい食品ですが、大豆粉は加熱すると殆ど臭みもなくなってしまいます。
ですから料理に使いやすいのです。それに加え、大豆の栄養化がそのまま摂れるので健康食品として注目をあびているのです。
パ ンを作るのに強力粉を使いますが、大豆粉を加えると、強力粉の分量を減らすことができます。強力粉は炭水化物なので沢山食べると太る原因となってしまいます。
それを大豆粉で補えば炭水化物を減らし、代わりにビタミンB1,カルシウム、亜鉛、鉄分などを摂ることができるのです。ビタミンB1は特にダイエットには重要な物質で、糖分を減らしてもビタミンB1を摂らないと糖質をうまく燃やすことができないのです。
大豆粉は粉ですからパンを作るときは全体の粉の分量を強力粉+大豆粉にします。
大豆粉だけではグルテンがないのでこれだけでは膨らみません。強力粉をプラスするのはそのためなんです。
その割合が大豆粉が多ければ多いほど強力粉は少なくなりますから、膨らみは少なくなります。
お菓子などに使う場合はパンのように膨らまなくても良いわけですから大豆粉が多くても大丈夫です。しかもドライイーストでなく、ベーキングパウダーを使いますからふっくらするのです。
健康を考えたら強力粉をふんだんに使うよりは大豆粉とか全粒粉、ライ麦を使いたいところですけどね。
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