買ったばかりのホームベーカリーで焼いたパン・ド・ミ。
きれいな形と焼け色
10年前のホームベーカリーで焼いていた私。最近の機種がこんなに美味しく焼けるなんてビックリです。
進歩しているんですね。替えて良かった!
今回は前の晩に予約して、朝食に食べようと思って作りました。まずはメニュー番号が1番の「パン・ド・ミ」から。
焼け具合はとってもきれいです。
触るとふかふかしていますが、外側はカリッとしています。
パン・ド・ミとは?
聞き慣れない言葉ですよね。「パン・ド・ミ」って何の事?
語源はフランスで、「pain de mieパン・ド・ミ」といいます。「パン・ド」が皮、「ミ」は中身を意味します。
フランスでは「フランスパン」のように皮が固いパンが食べられています。パリパリとした皮の食感を楽しむ習慣があるのです。
一方、日本では皮より中身の柔らかい所を好むという食文化の違いがあり、焼き方もパン型に入れて焼くという方法をとります。
イギリスやフランスでは型に入れて焼くという手法をとりません。日本の食パンを食べるとパンの耳まで柔らかいことに驚くそうです。
「パン・ド・ミ」の「ミ」というのは中身という意味で、中身があるパンという意味になります。
フランスでの「パン・ド・ミ」はクロワッサンに代表されるような小ぶりのパンがありますが、元々パリッとした皮の方を好む食文化からあまり人気はないようです。
日本では近年この「パン・ド・ミ」の食パンを意識して外側の皮はパリッと、中身はしっとりという食パンが注目されるようになったのです。
ホームベーカリーも各メーカーが「パン・ド・ミ」の食パンに目を付けているという訳なんです。
日本の「パン・ド・ミ」はクロワッサンとは違って、少ないバター、イースト菌で焼きますからダイエットにも良いといえるでしょうね。
パナソニックのホームベーカリーで「パン・ド・ミ」を焼く
早速、「パン・ド・ミ」を焼いてみることにしました。(標準コース)
材料(一斤分)
強力粉 | 250g |
バター | 15g |
砂糖 | 17g(大2) |
スキムミルク | 6g(大1) |
塩 | 5g(小1) |
水 | 190g(ml) |
ドライイースト | 1.4g(小2/1) |
材料をみると分かるかと思いますが、ドライイーストが普通の半分になっています。これで食パンが出来てしまうのだからビックリです。
ドライイーストは少ない方が良いです。イースト菌の味がする場合がありますから。より美味しくするにはなるべくドライイーストを少なく入れた方がいいんです。
作り方
1.材料が揃った所でパンケースにドライイースト以外の小麦粉、バター、砂糖、塩、スキムミルクを入れます。
2.粉類を入れた後に水を回しかけるように入れます。
3.釜をベーカリーに入れます。
4.イースト容器にドライイーストを入れます。
5.蓋をして、セットをします。今回は「パン・ド・ミ」の標準で作りますから、メニューは「1」、具材は「なし」で作ります。
焼き色は標準、予約したいので、明日の朝「6:00」にセットしました。
6.スタートボタンを押すとすぐに「ねり」が始まりました。すごく静かです。シュッ、シュッと音がしました。
その後は寝てしまっているので分かりませんが・・・・・
出来上がった「パン・ド・ミ」のお味は?
まず切る時に違いました。外がカリッとしていて、パン切り包丁を入れるとサクサクとした切れ味です。
色もきれいで、中は柔らかいパンになっています。ドライイーストが半分しか入っていないのにちゃんと膨らんでいるんですね。
気泡も所々あって、食べてみるとこれまた美味しい!イースト菌の味は全然しなくて、むしろ甘味を感じました。
皮の食感も楽しみながら中はしっとり柔らかいんですよ。何もつけなくてもこれだけで美味しく頂けます。
この日は焼きたてのパンを食べましたが、次の日に軽く焼いて食べてみました。すると焼きたての時とは違って中もサクサクとした噛み応えがあってとても美味しいのです。多少噛み応えをを楽しみたい人にはちょうど良い歯ごたえです。
軽い食感で甘さがあり、店で買うパンにも引けをとらないほど美味しく出来上がりました。
コメント
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