カレー屋さんで窯焼きナンをカレーにつけて食べる、とっても美味しいですよね。そんなナンをホームベーカリーを利用して作ってみました。
そもそもナンってどこから来たの?
カレーの本場はインドというのは誰もが知っていますよね。ではナンもインドから?
ナンを食べる国はインド、パキスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、アフガニスタン、イランなどで食べられています。
私たちが一般的に知っているナンは二等辺三角形型が多いですよね。 しかし、これはインドで作られるナンで、パキスタンは丸い形をしています。
材料はというと、小麦粉に水、塩、酵母が主な原料ですが、国によってはヨーグルトを混ぜたり、牛乳や油脂、卵、砂糖、スパイスなどを入れる所もあるそうです。
ではインドでは何を使用しているかと言えば、小麦粉、ヨーグルト、牛乳、ギー、砂糖を使ってナンを作ります。
*ギーとは食用油のことで、インドや南アジアで昔から使われているバターオイルのことです。
そして、タンドゥールと呼ばれる窯で焼きます。 インド料理のお店に行くと、大抵はカレーにナンがセットで出てくるのが多いのですよね。
でもインドではナンは贅沢品として扱われています。 何故ならタンドゥールを持っている家庭はとっても少ないからです。
日常的にナンを食べることは殆どないのです。
ナンはインドの人々からすると高級料理に値するのです。普通の家庭ではナンの代わりに鉄板で焼ける全粒粉の平たいパン、チャパティと呼ばれるパンを食べることが多いのです。
チャパティは一度は聞いたことがあるかもしれません。 全粒粉と水を使って、発酵させないで焼くパンのことです。
ちょうどクレープのようなパンです。
私たちはインド人が皆ナンとカレーを食べていると思っていませんでしたか?
まさか、高級料理だなんて考えもしませんでした。
それだけ日本は恵まれているんですね。
材料と作り方
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
材料
強力粉 | 140g |
薄力粉 | 140g |
バター | 10g |
砂糖 | 大1 |
塩 | 小2/3 |
水 | 80g |
ヨーグルト | 50g |
牛乳 | 50g |
ドライイースト | 小1 |
作り方
1.ドライイースト以外をケースに入れます。
2.ドライイーストはイースト容器に入れ、メニュー「21」でスタートします。
3.生地が出来あがったら、ケースから出して軽くガス抜きします。
4.5等分にスケッパーで分け、丸めてから20分ほど休ませます。サランラップを掛けておきます。
5.ベンチタイムが終わったら、成型します。2等辺3角形になるように成型します。中々この形にするのは難しいです。でも形はどんな風にでも良いと思います。
何だか子供の足型のようになってしまいました。フォークでつついておきます。
6.オーブンを250℃に予熱して7分くらい焼きます。
反省
成型の際にもうちょっと伸ばした方が良かったかなと思いました。ふっくらとしてとても美味しいですが、実際のナンはもっと薄かったような・・・・・
それに焼きすぎてしまいました。焦げ目を付けたかったのでさらに焼き時間を延ばしたせいかと思われます。
フライパンで焼く方が美味しいかもしれませんね。
焼き終わったら薄くバターかオリーブ油を塗っておきます。硬くなるのを防ぐためです。
プロのようにはいきませんが、自分で焼いたナンとカレーは絶品ですよ。
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