明太子とフランスパン・・・・どう考えても合いそうにない・・・・そんな考えは吹っ飛んでいきそうなとっても美味しいんですよ!
和と洋
一般的に私が考える「明太子」というと、あったかいご飯に明太子をのせて頂く・・・・
それが私だけでなく多くの人の印象ではないでしょうか。
それをパンに入れてしまおうというんですから何とも無茶な話ですよね。
が、そうではないんですよ。
案外いけるんです。美味しいんです。
最近、知人が「この明太フランスが美味しんだ!」と言うので、試しに食べてみたら本当に美味しいのです。
明太子のちょっと辛い味が妙にフランスパンと馴染んですごく美味しくなっているんですね。
病みつきになりそうです。
ぜひ自宅でもこれを作ってみたくなりました。
最近のパン事情って面白いですよね。
和と洋、一見相性が悪そうにみえて以外と美味しかったり。
ついこの間更新したばかりの「桜クリームパン」も然りで、桜餡とクリームチーズって合わなそうに思いますよね。
でもどうしてどうして以外と合うんですから。
今までの常識を覆すような組み合わせですよね。
私などは古い考えを持っているのでこんな事考えもしないのですが、きっと若いパン作りの人たちは画期的な考えをもっているんだなあって思います。
現代は和洋折衷の時代だから、パン作りにも現れているんでしょうかね。
まあ、とにかく美味しければいいんです。アンマッチなのは良くないけれど、美味しいんだからOKなのです。
この味をどうにかして家でも実現したくて、他の方のレシピも参考に作ってみました。
結構、美味しくできたのでは、と自負しています。
明太フランスパン
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
材料
中力粉(リスドォル) | 360g |
塩 | 大2/3 |
モルトパウダー | 大1 |
水 | 260g |
ドライイースト | 小1 |
明太子 | 30g |
バター | 60g |
マヨネーズ | 適量 |
*今回はモルトパウダーというのを使ってみました。これを使うとよりフランスパンらしく出来上がるとのことなので今回初めて使ってみました。
同じような材料としてモルトエキスというのもあるのでどちらでも大丈夫です。違いとしてはパウダーか液体かということだけです。
*明太子はバター、マヨネーズと合わせて「明太バター」を作っておきます。初めから入れるのではなく、パンを焼いてから中に塗って軽く焼くという方法です。マヨネーズとバターでまろやかなクリーム状にしておくと塗りやすいですよ。
この明太子、生協のですが、書いてあるとおり、無着色、発色剤も使っていません。多くの明太子が添加物を使っている中、唯一ほとんど添加物を使っていないんです。なので、明太子を買う時は生協のこの製品にしています。
明太子、バター、マヨネーズをよく混ぜておきます。冷蔵庫に保存しておきます。
作り方
1.ドライイースト、明太子バター以外の材料をケースに入れます。
2.ドライイーストはイースト容器に入れ、メニュー「20」でスタートします。
3.生地が出来上がったら、6個に分けて丸めます。
4.乾燥しないように濡れ布巾をかけて12分休ませます。
5.ベンチタイムが終わったら、麺棒で広げて上1/3を折り、下も1/3折ります。それをさらに1/2にして裏側を閉じます。
6.同じように6個成型したら、2次発酵させます。
7.発酵が終わったら、真ん中にナイフで切り込みを入れます。
8.オーブンを240度に予熱します。スチームがあればスチームオーブンでセットします。
この時天板も一緒に入れて予熱します。生地は厚紙にオーブンシートを敷いて乗せておくと便利ですよ。
9.約20分焼きます。
10.きれいな色に焼けました。軍手を使って切込みをしっかり入れます。そこに明太子バターを塗ります。
熱いので気をつけて行います。
11.オーブンの温度を200度に下げて5分ほど焼きます。焼きすぎるとタラコのようになってしまいますから、さっと焼く程度にします。
出来上がりです。
これは焼きたてを食べるととっても美味しいです。フランスパンとちょっと塩辛い明太子とバターのまろやかさが何とも言えません。
まさに大人の味って感じですね。
何回も作りたくなるパンです。ぜひ作ってみて下さいね。
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