天然酵母元種を使ってバジルパンを作ってみました。
取り扱いが難しい天然酵母元種
前回、酵母元種を24時間掛かって作ったことをお話しましたが、出来上がった元種は長くは保存できません。
もちろん冷蔵庫で保存しておくのですが、1週間以内に使い切ってしまわなければいけないというリスクがあります。
作るのも保存するのもとっても気を使う元種なんです。
前回は食パンにしてみましたが、今回は我が家のバジルを使って「バジルパン」にしてみました。
バジルは乾燥させて
春にバジルの種を買って、育ててきたバジルの葉。
バジルは育てるのが比較的簡単で、種は細かいですが、沢山芽が出ます。日当たりの良い場所ならどんどん育っていきます。
そんなバジルですが、香りがかなり強いので、生の葉は料理にあまり沢山は使えません。パスタにとっても合うのですが、香りが強く、夫などは嫌がります。
私は食べられるのですが、苦手な方も多いことかと思います。
こんな時、バジルを乾燥させてパンなどに使うと、香りがそれ程強くないので苦手な方にも食べられると思います。
又乾燥させると、保存も長くできて好きなときに利用できるのでとっても便利です。
こんな風に茎ごとバジルを切り取って逆さまに吊るしておきます。日光が良く当たる場所で何日も乾燥させます。
カラカラに乾いたら手で細かくしてビンなどに入れて保存しておきます。
乾燥させたバジルは生の場合と違ってほのかに香るので気持ちをリラックスさせます。ハーブ全体にいえるかもしれませんけどね。
パンなどの料理に使うのも良し、ポプリとしてお部屋においてもいいですよね。
天然酵母種を使ったバジルパン
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
材料と作り方
材料
強力粉 | 300g |
バター | 10g |
砂糖 | 大1 |
塩 | 小1 |
水 | 160g |
生種 | 大2 |
乾燥バジル | 大2 |
作り方
1.今回のバジルパンはパン生地を作ってから、成形してオーブンで焼きます。
2.まず、パン生地を作ります。ケースに冷蔵庫で保存しておいた生種を入れます。
3.次に粉類や水などの材料を入れます。バジルは強力粉と一緒に入れてしまいます。
5.生地が出来上がったら、スケッパーで16等分に切ります。
6.丸めて、水でぬらして軽く絞ったフキンを掛けて10~15分ほど休ませます。
7.休ませたら再度丸めなおしてオーブン皿にクッキングシートを敷き、置きます。霧吹きで軽く水を掛けておきます。
8.オーブン機能を使って発酵させます。30度で1時間くらい。1.5倍~2倍になるまで発酵させます。
9.発酵が終わったら、200度に余熱したオーブンで、10~15分焼きます。16個あるので、2段にして焼きます。1段しか入らなかったら、2回に分けて焼きます。
10.出来上がり。
どうですか。美味しそうでしょ?黒い点々はバジルです。ほんのりバジルの香りがしますよ。
味はとっても美味しいです!自然な甘さがあって皮もすごく美味しいです。シンプルなんだけど素朴な美味しさといったら良いでしょうか。
極上のパンを作ったという感じです。ぜひ天然酵母種を使ってバジルパンを作ってみてくださいね。
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