家庭菜園で作っているバジルの葉がすくすくと育ちました。あまりにもたくさん出来たので、バジルソースを作ってみました。
バジルの使い道
バジルは日光さえ当たれば栽培はそれ程難しくありません。シソと違って真夏の強い日差しを浴びても元気に育ちます。
たくさんできるのは結構なんですけど、その使い道が今一悩んでしまいます。
香りがとっても強いので料理を選んでしまうし、人によっては好きでないこともあるようです。一番合うのがスパゲッティなどのパスタ料理ですよね。
しかし、バジルの葉をそうたくさん入れる訳にもいかず・・・・・
ピザにも合うのだけれど、手作りでピザを作るのもそういつもという訳にもいかず・・・・
結局、バジルの葉は伸び放題で手付かずという具合になっています。
そんな時、パスタ専門店で「バジルとアボカドのスパゲッティ」を食べたのです。何とそれがすごく美味しかった!
お店で食べたバジルソースを作りたい!
庭にバジルが一杯あるのだからそれを使ってお店で食べた味を再現したいなと思ったのがきっかけとなりました。
確かオリーブオイルとにんにくの味がしたはず。バジルソースにアボカドが入っていて、とっても美味しかったのです。
早速、バジルソースを作ってみることにしました。
バジルソース
材料
バジルの葉 | 150g |
オリーブオイル | 200g |
にんにく | 30g |
塩 | 少々 |
粉チーズ | 少々 |
アーモンドスライス(あれば松の実) | 30g |
作り方
1.バジルは枝ごと切り取ります。ちょうど摘心するように切ります。植物はこのように摘心といって、少し葉の付いた茎を残して切るのがいいのです。
そうすると又新たに茎が伸びて若い葉がどんどん出てくるのです。
2.摘み取ったバジルの茎から葉だけを切り取り、さっと汚れを取ります。外で育てているので埃などがついていますから、さらっと落とします。
ザルなどに移して日光で乾かします。
3.乾いたらフードプロセッサーに入れます。その他の材料も一緒に入れます。
これだけの分量はフードプロセッサーで一度では入りきれませんので、二度に分けて回します。
材料もそれぞれ半分に分けて入れます。しっかりと混ぜれば出来上がりです。バジルの香りがプンプンしてきます。
保存容器に入れて冷凍しておけば長期間持つので、好きな時に取り出して使えます。
いろんな料理に絡めればイタリア風
バジルソースはパスタはもちろん、鶏肉やパン、ピザなど応用が利きそうです。アボカドとも相性がいいみたいで、私が食べたのもバジルソースにアボカドが入っていました。
海老やマグロ、白身の魚などと和えても合いそうですね。
バジルソースのことを正式にはジェノバソースとかジェノベーゼといいます。ジェノベーゼはイタリア・リグリア州にあるジェノバという地方のソースです。
ペースト状にしたバジルに松の実、オリーブオイル、チーズ、にんにくなどを混ぜて作ったソースをいいます。
今回私が作ったソースは松の実がなかったので、アーモンドスライスを使いましたが、本来は松の実を使います。
緑色の爽やかな香りが大人のスパゲッティっていう感じでとても美味しかったので、再現してみました。まるっきり同じようにはいきませんでしたが・・・・・
バジルソースは市販でも売っていますが、庭にバジルを植えている方はぜひバジルソースを作ってみてくださいね。
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