前回、梅の実を使ってパンを作りましたが、今回はジャムです。
手作りジャムっていい!
自宅の果実を使ってジャムを作る人は多いと思いますが、我が家も昨年収穫した梅の実でジャムを作ってみました。
梅の場合は生の実を使うことは出来ませんから、梅酒にした後の実を使って作ります。
梅酒は果実酒としてとても美味しく飲めますが、漬けた梅の実をどうするか。捨ててはもったいないですよね。
前回は実をパンの具材に混ぜて作りましたが、たくさんの実を毎回パンに入れるのは飽きてしまいます。
そこで、ジャムにしてしまうのをお勧めします。こうすると実を腐らすことなく消化することができます。
梅酒に漬けた梅の実はお酒で浸っていますから、漬けて置く分には長く保存できますが、一度取り出すとカビが生えてしまいます。
瓶から取り出したら使うまで冷蔵庫に保存しておきます。
手作りジャムは添加物が入らないのと自分で材料を確認することができるので、とっても安心して食べることができます。
今頃の季節だとイチゴが安く出回ってきているので「イチゴジャム」などもいいですよね。少し熟したぐらいの果実がジャムには適しています。
私はホームベーカリーでジャムを作ってしまいます。下準備さえすればケースに入れてほおっておいても大丈夫なので、簡単ですよ。
オリジナルのジャムを作っても面白いですよね。果物が安く手に入ったら色々試してみてはいかがでしょうか。
梅ジャム
材料と作り方
材料
梅の実 | 400g |
砂糖 | 140g |
レモン汁 | 大1と1/2 |
作り方
1.まず、下準備が必要です。ジャム作りはケースに入れてしまえば簡単ですが、この下準備がちょっと面倒ですね。
梅の場合は真ん中に種があります。種の周りをこそげ取るように実を削ります。これを一つ一つ行います。
たくさんある場合はそんなに丁寧に取る必要もありません。でもあまり実がない時は丁寧に取らないと実が足りなくなってしまいますからその時はしっかりと取ります。
そうしてこそげ取った実は小さく刻んでおきます。
2.ケースに砂糖、果実、レモンの順に入れます。レモンは腐敗防止に入れますが、元々お酒に漬けてあるので、それほど心配はないと思います。入れなくても大丈夫かもしれません。
心配なら入れておきます。
3.メニュー「30」でスタートします。
マニュアルだとイチゴが110分のようです。梅は例がないのでとりあえずイチゴと同じ時間でセットしました。
時間は足りなければ出来上がった時点で、延長します。
4.110分後、開けるとこれで良いので、取り消しして取り出します。取り出しはすぐに行います。庫内が温まっているので進行してしまいますからね。
この状態で冷めるまでしばらくおきます。
5.冷めたらへらなどで取り出します。保存は瓶が良いでしょう。
ちょっと固いですがジャムらしく出来上がりました。全部瓶に移したら3つもありました。
蓋の上に日付を書いておきます。瓶はジャムや海苔の瓶詰めなどを買った時に洗ってとっておくと便利ですね。
翌日パンにぬって食べてみた!
作ったジャムを冷蔵庫に入れておいて、翌日の朝、パンにぬって食べてみました。もちろんパンも手作りです。こんな時のパンは具材が入っていないプレーンなパンが合いますね。
梅の香りは多少ありますが、お酒の味はまったく消えて香りだけが残っています。マーマレードやイチゴジャムとは又変わった大人のジャムという感じです。
美味しいですよ!小さな子供さんにはちょっとこの味は分からないかもしれませんね。
梅酒も実も全部利用して無駄なく使い切りました。ぜひ、お試しくださいね。
コメント