普通の強力粉に比べて小麦胚芽が多く含まれている「レジャンデール」という小麦粉。フランスパンに使用したらどんな味になるでしょうか。
ちょっともちっとしたフランスパンに
以前にも「レジャンデール小麦粉」のライ麦パンを作りましたが、独特な香りと味がする「レジャンデール小麦粉」でフランスパンも面白いですよ。
⇒レジャンデール小麦粉のライ麦パンについての記事はこちらから
フランスパンのサクサクした食感というより多少もちっとした食感で、小麦粉はとっても美味しいです。
この微妙な味わい、繊細な味なので、パクパク食べていると分かりません。
パン作りをする人ならこの違いを感じ取ることが出来るでしょう。小麦粉の種類を替えて味が分かるようになれば本当に「パン通」ですよね。
一般的には気が付かずに食べてしまいがちですが、自分でパンを作ると小麦粉の種類を替えただけで味が微妙に変わるのが分かってきます。
そして、材料を吟味して手間暇かけて作られたパンは本当に美味しいものです。
それは単に甘いとか風味とかでなく、余計な添加物が入らない純粋のパンだからこそ美味しいのではないでしょうか。
例え、手ごねでなくてもホームベーカリーに捏ねてもらって、焼いてもらってもその材料に良い物を使えばプロのパンに劣らずとっても美味しいパンが出来上がるのです。
それがパン作りの醍醐味であり、作り甲斐があるのだと思っています。
レジャンデール小麦粉はなかなか手に入りにくい小麦粉ですが、パン専門店には多分置いてあります。
⇒【富澤商店】プロから初心者までお菓子・パン作りが楽しめます
通販なら揃えることが可能ですし、デパ地下に専門店があることが多いですから、もし見つけたらぜひ立ち寄って「レジャンデール小麦粉」を探してみてください。
上記の「富澤商店」はデパ地下に店舗がありました。通販もやっています。
いつもの小麦粉を少し他の種類に変えることで又違った美味しさを発見できると思いますよ。
パン作りにマンネリは禁物です。色んな工夫をすることで、パン作りを楽しみましょう。
レジャンデール小麦粉のフランスパン
材料と作り方
材料
強力粉(レジャンデール小麦粉) | 250g |
塩 | 小1 |
水 | 190ml |
ドライイースト | 小1/2 |
ドライトマト | 50g |
今回は具材にドライトマトを入れました。これは乾燥しているのでケースに初めからセットしておきます。
作り方
1.ケースにドライイースト、ドライトマト以外を入れます。
2.ドライイーストはイースト容器に、ドライトマトはレーズン容器に入れます。このように乾燥している具材はセット出来るのでセットさえしてしまえばおまかせで出来上がってしまいます。
ねっとりした具材や溶ける素材はケースにセット出来ませんので、ブザーが鳴ってからの投入となります。
3.メニュー「10」で、レーズンあり、自動、粗混ぜでスタートします。
ドライトマトがちょっと酸っぱく、風味のあるとっても美味しいフランスパンが出来ました。
ぜひレジャンデール小麦粉でフランスパンを作ってみてくださいね。
コメント