ラウンドパン
今回は合わせトヨ型を使ってラウンドパンを焼いてみたいと思います。
ラウンドパン、いわゆる丸いパンですね。
最近パン屋さんでもよく見かけますよね。
いつもの四角い食パンでなく、丸いパンです。パンって形が違うだけでおしゃれになったり、美味しく見えたりするものです。
以前、テレビのドラマの中で丸いパンがテーブルに置いてあったのを見て、「あっ、ここでも使っている!」とうれしく感じました。
こんなパンを自宅でも作りたいと思いませんか。
出来るんですよ。パン型を使えばラウンドパンが出来てしまうんです。
パン型は今や通販で買えますから、パン屋さんでなくとも自分で作れてしまうのです。
早速、私も通販で購入してラウンドパンを作ってみました。
合わせトヨ型
購入したのは合わせトヨ型の小ですが、ラウンドパンの型にも色々あるんです。
このような道具が売っているお店は普段パンの材料を購入するお店でもありますが、道具といえば、プロが愛用しているかっぱ橋ですよね。
あらゆる道具が揃っていることで有名ですが、何せ場所が遠いです。浅草ですからね。
プロならいざ知らず、素人がそこまで行って買うほどではないですよね。
こんな時は通販を使います。かっぱ橋の浅井商店というお店が楽天市場にあるんです。
今回はそこで購入しました。
合わせトヨ型小というのを買いましたが、ラウンドパンを作るのには合わせトヨ型大、合わせトヨ型ミニ、合わせトヨ型ラウンド超丸、ログパン9とかあります。
合わせトヨ型ラウンド超丸 は最近発売されたようで、本当にまん丸の形になるようです。
今までのは丸いのですが、まん丸かと言えばそうでもないのです。ちょっと楕円形って感じでしょうか。
パン型というと、材質がアルタイトで出来ている物が多いです。アルタイトは鉄にアルミメッキを施したものです。プロはこれを使っているようです。
これを素人が使うとちょっと難しそうです。
というのは、使う前に空焼きという工程をしなければいけません。
しないと生地がくっ付いて外す時にとっても大変なことになります。
一度空焼きをすると次からはしなくても良く、使えば使う程油が馴染んで上手に焼けるそうです。
アルタイトは熱伝導が良く、丈夫、耐久性抜群という特徴を持っています。
ですからプロは好んでこれを使いたがるのです。
しかしです、素人は毎日なんかパンを作りませんよね。
私も1週間に1日もしくは2日位パンを焼きます。
そうすると型が馴染んでくるまで相当時間が掛ってしまいます。
なので、最近ではシリコン加工のパン型というのが出回っています。
シリコン加工のパン型というのはアルタイトにシリコンを吹き付けて塗装した物です。
何がいいかというと、まず準備に空焼きはいっさいしなくて良いのです。
空焼きをしなくてもちゃんと離れてくれるのです。
生地がくっ付かないので後片付けもとっても楽なんですよ。
私はキッチンペーパーでふき取ってしまって置きます。使う時は軽くオイル又はショートニングのようなものを塗って生地を焼きます。
全然くっ付かないです。そしてきれいに焼けます。
シリコン加工したパン型はラウンド型だけでなく、食パン型もあります。
まだ数は少ないですけれど、型を選ぶ際にはシリコン加工した物を選ぶようにしています。
フッ素加工のパン型もありますが、結局フッ素はいつか剥がれてしまいます。
フライパンが2,3年もするとフッ素が剥がれてしまいますよね。
それと同じです。シリコン加工もアルタイトに塗装していますからいつか剥がれてしまうでしょうが、フッ素加工よりは長持ちするでしょう。
永く使いたい方はアルタイトの型を選ぶのもいいですよね。値段が違いますからね。
加工してあるのはその分高くなってしまいます。
抹茶大納言パン
それでは合わせトヨ型の小を使ってラウンドパンを作っていきたいと思います。
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
生地に抹茶パウダーを練り込んで、1次発酵が終わった生地に大納言あずきをのせて焼いていきます。
大納言あずきは缶詰を使いました。
材料
強力粉 | 200g |
バター | 20g |
砂糖 | 大1.5 |
塩 | 小1/2 |
水 | 120ml |
ドライイースト | 小1 |
抹茶パウダー | 大1 |
大納言あずき | 80g |
作り方
- 大納言あずき、ドライイースト以外をケースに入れます。
- ドライイーストはイースト容器に入れ、生地コースでスタートします。
- 生地が出来上がったら軽く丸めて布巾を掛けて休ませます。10分ほど。
4.生地を休ませている間に合わせトヨ型を開いてショートニングを塗っておきます。
5.ベンチタイムが終わったら、型に合わせて生地を広げます。
6.大納言あずきを広げます。
7.端からくるくると巻きます。この時少しきっちりと巻いた方がカットした時にきれいになるようです。因みに自身は巻きがゆるかったので、きれいになりませんでした。
2次発酵させると膨らむのでそれを考慮してきつめに巻いた方が良いという訳です。
8.巻き終わりはちゃんと閉じておきます。
9.閉じ目を下にして合わせトヨ型に入れます。
10.このまま2次発酵させます。目安は型より少し上になるくらいです。
11.2次発酵が終わったら、蓋を閉じ、差し込み棒を通して外れないようにします。
12.オーブンを180℃~190℃に予熱して30分焼きます。
こんな風に焼けます。カットする時は模様の線に沿って切るときれいになりますよ。
さてお味の方はどうでしょうか
見た通り、巻きがゆるかったので隙間が出来てしまいました。でも美味しそうでしょ!
食べてみましょう。
とっても美味しいです。抹茶の良い香りと少し渋い味に大納言あずきの甘さが程よくマッチしています。和風同士なのですごく合いますね。
黒豆なども会いそうですね。
ラウンドパンにしたことで、見た目も丸くやさしいイメージになりました。
プレゼントするのにも品が良くていいと思いますよ。
⇒スーパーシリコン加工 合せトヨ型 ラウンド超丸(かっぱ橋浅井商店 楽天市場)
⇒パン・お菓子作りの材料・器具専門店【TOMIZ(富澤商店)】
⇒アルスター合せトヨ型 小(お菓子・パン作りの総合サイトcotta)
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