秋といえば栗。そんな栗を使ってブリオッシュパンを作ってみました。
栗を入れるだけで美味しさアップ!
栗はご飯に入れてもパンに入れてもお菓子に入れてもと~っても美味しいですよね。皮付きの栗を使っても良いのですが、皮を剥いたり茹でたりで準備するのに時間が掛かってしまいます。
そこで、手っ取り早く出来る「栗の渋皮煮」を買って作ることにしました。
ところで、栗の加工品として、「栗の渋皮煮」の他に「栗の甘露煮」もあるのですが、その違いって何でしょうか。
栗の渋皮煮・・・・・栗には固い皮を剥くとさらにその下に薄い皮があります。これを渋皮といってとっても渋い味がします。普通はこの渋皮をとって食べるのですが、渋皮煮は取らないで、このまま煮てしまいます。ですから色は茶色っぽくなっています。甘みが抑えられています。
栗の甘露煮・・・・・先ほどの渋皮を取って煮たものが甘露煮です。これに「くちなしの実」で黄色く色を付けて栗きんとんにしたりします。甘みが多くなります。
今回は「栗の渋皮煮」を使いました。甘露煮はお店で手に入りやすいのですが、渋皮煮はなかなか見当たりません。
そんな時は通販を利用するのが良いですよ。
マロン大豆粉ブリオッシュ
今回は大豆粉のブリオッシュに「栗の渋皮煮」を入れたとっても美味しいパンをご紹介します。
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
材料と作り方
材料
強力粉 | 170g |
大豆粉 | 80g |
バター | 30g |
砂糖 | 大3 |
スキムミルク | 大1 |
塩 | 小3/4 |
卵1個、卵黄1個、冷水 | 全部合わせて150gになるようにする |
後入れバター(1cm角に切って、冷凍庫に保存) | 40g |
栗の渋皮煮(小さく切っておく) | 40g |
ドライースト | 3/4 |
作り方
1.後入れバター、栗の渋皮煮、ドライイースト以外をケースに入れます。
2.ドライイーストはイースト容器に入れ、メニュー「13」で、レーズンあり、粗混ぜ、焼き色濃い(好みで)でスタート。
3。すると、35分後に作業ありますという表示が出ます。
4.ピピと鳴ったら、後入れバターを入れます。冷凍庫から出して固まっているのをほぐしてから入れます。
5.蓋をして、再度スタートを押します。
6.24分後に材料を入れなさいという表示が出ます。
7.ピピと鳴ってこのような表示が出ます。
8.材料の「栗の渋皮煮」を入れます。
8.再度スタートを押します。
9.3時間15分後、出来上がりです。
焼き色を濃くしたので、表面がやや濃いきつね色になりました。
カットすると、栗が所々に見えます。
食べると栗の甘みがあってがとっても美味しいです。大豆粉を入れることで、生地が滑らかに、大豆の風味もしてすごく美味しいですよ!
栗と卵、バターで少し贅沢に、大豆粉で健康も意識した味わい深いブリオッシュパンとなりました。市販では味わえないオリジナルのブリオッシュです。
ホームベーカリーは工夫次第でいろんな事ができて本当に楽しいですよ。材料をあれこれ考えてオリジナリのパンを作る、こんな所に魅力があるのですね。
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