フランスパン用準強力粉リスドォールを使って本格的に!
フランスパン専用粉を買ってみた
以前、フランスパンを作った記事を載せましたが、材料はレシピに書いてある強力粉と薄力粉を少し入れた配合でした。
ホームベーカリーの機種を買い替えてから形は違うけれど、本物に近いフランスパンが出来たので正直驚いていました。
 最近の機種はこんなに進歩してたんだと。
 この時作ったフランスパンも十分美味しかったのですが、「フランスパン専用粉」があることを知り、試してみたくなりました。
 専用の強力粉があるということは、フランスパンのあの美味しさは小麦粉と焼き方にあるんですね。
一般の強力粉とフランスパン専用粉ではどう違うのでしょうか。
小麦粉の種類
小麦粉は強力粉、準強力粉、薄力粉、中力粉、浮き粉、全粒粉、ライ麦粉、セモリナ粉があります。
 主な用途としては、
強力粉・・・・・・パン、ラーメンなど
 準強力粉・・・・・フランスパンなど
 薄力粉・・・・・・ホットケーキ、クッキー、天ぷらなど
 中力粉・・・・・・うどん、素麺、お好み焼き、たこ焼き、餃子の皮など
 浮き粉・・・・・・明石焼き
 全粒粉・・・・・・パン、クッキー、ビスケットなど
 ライ麦粉・・・・・ライ麦パン
 セモリナ粉・・・・パスタ、クスクスなど
とこんな風に分けられます。学校などで習った記憶があるかと思います。この他にも専用の粉もあって、例えば天ぷらは専用の天ぷら粉があったり、お好み焼き粉なんて物もありますよね。
 専用の粉を使うとやはり美味しく出来上がります。
 しかし、多くの人は専用の粉を使わずに薄力粉だけで済ませてしまうのではないでしょうか。専用の粉だと使い切ってしまえば良いのですが、残ってしまうといつ又使うか分からないのでちょっともったいないですよね。
パンの場合も同じことが言えて、強力粉と薄力粉があればパン以外にうどんやパスタ、お好み焼き、天ぷら、クッキー、餃子の皮など出来てしまいます。
 出来ることは出来るのですが、それはあくまでも代用品としてであって、本格的な味には程遠いのです。
フランスパンの場合
ホームベーカリーのレシピにはフランスパンコースがありますが、材料に強力粉と薄力粉と書いてあるのが普通ですよね。
 これは強力粉だけでフランスパンを作ろうとすると、あの独特なカリッとした食感が出ないからなのです。そこで薄力粉を少し混ぜてフランスパンらしくしているのです。
 でも本物のフランスパンとはちょっと違いますよね。皮のパリパリ感が似ているようには出来ますが・・・・・
ホームベーカリーの進歩によって、一昔前の機種よりはすごくフランスパンらしくなってはいますがね。
 やはり代用品では本格的なフランスパンは無理です。フランスパンの場合は準強力粉という小麦粉を使います。
準強力粉は一般の強力粉に比べ、たんぱく質の分量が少なく、ミネラルを多く含んでいます。
 フランスパンはバゲットなど細長く伸ばして作りますが、強力粉でやろうとすると、弾力が多すぎて形が作れないのです。
 そこで、専用の粉がちゃんとあるのです。今回私が買ったフランスパン粉は「cotta」さんで販売している「リスドォール」という準強力粉です。
 伝統的なフランスパンの味を再現したパン屋さんが使用しているのと同じ準強力粉なんです。
⇒cotta フランスパン用準強力粉 リスドォル 2.5kg
「リスドォール」を使った本格的フランスパン
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
 ⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
材料と作り方
材料
| フランスパン用準強力粉リスドォール | 250g | 
| 塩 | 小1 | 
| 冷水(室温25度以上は10g減らす) | 190g | 
| ドライイースト | 小1/2 | 
作り方
1.ドライイースト以外をケースに入れる。
 2.ドライイーストはイースト容器に入れ、メニュー「10」を押し、レーズンなしでスタート。
材料がものすごくシンプルです。それでなくてもフランスパンは砂糖やバターなど入れませんからシンプルなんですけど、専用の粉を使ったらさらにシンプルですよね。
 焼き上がりの時間は相当長く掛かりますが、そこはホームベーカリーに任せてしまえばどうってことないですしね。
さて、出来上がったのはこんな感じです。
皮がすごく固くてコチコチでした。パリパリな感触です。いつもはフランスパンはケースから取り出しにくいはずですが、これは大丈夫でした。
 割とすんなり取り出せました。中身は、
パリッとしているのが分かりますか?
完全にフランスパンになっています。食べると皮はパリッ、生地はふわっとした食感です。ふわっとしているけど、相当噛み応えがあります。
 でも噛むととっても美味しいのです。これでバゲットのような形にしたら本当のフランスパンです。
 翌日、軽くトーストしましたが、さらに美味しさが増していました。
 普通の強力粉と薄力粉で作ったフランスパンは作ってすぐ食べればフランスパンらしい食感がしますが、日数が経つとただぱさつくだけとなります。
 味が急速に落ちてしまいます。
 でもこの専用の粉を使うとフランスパンの美味しさがまだ残っているのです。皮もパリッとしたままです。
 粉によってこんなに違ってくるのですね。
ホームベーカリーでも本格的なフランスパンは可能ですから、一度「フランスパン用準強力粉リスドォール」を使って焼いてみてはいかがでしょうか。
 「リスドォール」は一般のお店では手に入りにくいと思いますので、通販で購入するのが良いと思います。









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