フランスパンをイタリアンぽく作ってみました。
赤パプリカとオリーブを入れて
野菜コーナーでひときわ目立つパプリカ。赤や黄色がとっても鮮やかですよね。普段ちょっと高めですが、気候が暑くなってきたせいか、随分安く出回ってきました。
 そんなパプリカとオリーブを使えばちょっとイタリアン風なパンが出来ちゃいます。
 ここで、パプリカについての知識を。
パプリカ
ナス科トウガラシ属で、トウガラシの栽培品種のことです。パプリカってトウガラシの種類だったんですね。
 ちなみによく似ているピーマンも同じトウガラシの一種です。トウガラシの一族でありながら辛味は全然ありませんよね。
 これは辛味の成分であるカプサイシンという物質が劣性遺伝子なのでピーマンもパプリカも辛くないのです。
 形はピーマンと似ていますが、パプリカは大きくて肉厚に出来ています。そして果汁があるので生食でも食べられると言う特徴があります。
 ピーマンは生では食べませんよね。栄養的にもピーマンと殆ど変わりがありませんが、ビタミンPをたくさん含んでいます。
 ビタミンPはビタミンCが破壊されるのを防ぐ役割がありますから、美肌にもとっても良いということですね。
 一般的にビタミンCは熱に弱いという性質がありますが、パプリカは加熱してもビタミンCが失われにくいのです。
 こんな栄養化のあるパプリカですが、どこで作られたのでしょうか。
 最初にパプリカを栽培したのは、ハンガリーで当初は胡椒として珍重されていました。その後アメリカ、韓国、オランダ、ニュージーランドでも生産されるようになってきました。日本でも宮城県や熊本県などで生産されています。

 色も赤や黄色、橙色などカラフルで、思わず料理に入れてみたくなります。薄く切って添えるだけでも食欲をそそります。
 料理は見た目も大事ですからね。
イタリアン風パン
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
 ⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
そんなパプリカとイタリア料理で定番のオリーブの実をパンに入れて焼いてみました。
パプリカとオリーブの実は予め小さく切っておき、水分を取っておきます。コースはこの場合、「フランスパンコース」でしょうね。
材料と作り方
| 強力粉 | 225g | 
| 薄力粉 | 25g | 
| 塩 | 小1 | 
| オリーブ油 | 大2 | 
| 冷水 | 160g | 
| ドライイースト | 小1/2 | 
| 赤パプリカ | 25g | 
| オリーブの実 | 40g | 
作り方
1.赤パプリカ、オリーブ、ドライイースト以外をケースに入れる。
 2.メニュー「10」、レーズンあり、粗混ぜでスタート。

 3.ピピと鳴ったら、赤パプリカとオリーブの実を入れて再度スタート。
赤いパプリカと黒いオリーブの実がイタリアンの雰囲気

 所々に赤と黒が散りめばられてきれいに出来上がりました。ちょっぴり塩味が効いてとても美味しかったです。
 今回バターの代わりにオリーブ油を使ったのですが、さっぱりしているせいかケースから取り出すのに苦労しました。
 見た目にも色合いがきれいで、イタリアンの雰囲気を味わいました。
 ぜひ作ってみてくださいね。





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