白パンコースを使ってハチミツ入りのパンを作ってみました。
とっても柔らかい白パン
以前、「ハイジの白パン」と称して水あめが入った白パンをご紹介しましたが、水あめの代わりにハチミツを使ってみました。
水あめは取扱いにちょっと厄介ではありませんか。
なにしろ、ベトベトで、容器から出すのが一苦労です。えっ、ハチミツだって同じでしょ!
確かにハチミツもベトベトしていますが、大抵は容器が工夫されていて、あまり手を汚さずに使えるようになっています。
そこへいくと、水あめは容器から取り出すのにスプーンなどを使わなければならず、しかもとってもねっとりしているのでとっても使いにくい。
砂糖の色が付かないのと、パン生地が柔らかく仕上がるのは良いのですが、ちょっと使いたくありませんよねえ。
水あめの代わりにハチミツを使ったら、以前作った「白パン」のようになるだろうか。
ということで、今回はハチミツの白パンに挑戦してみました。
水あめをハチミツに替えるだけですけどね。
ハチミツ白パン
材料と作り方
材料
強力粉 | 180g |
バター | 15g |
塩 | 小1/2 |
ハチミツ | 20g |
スキムミルク | 大1 |
水 | 130g |
ドライイースト | 小3/4 |
*ハチミツが入るので砂糖は加えていません。
作り方
1.ドライイースト以外をケースに入れます。
2.ドライイーストはイースト容器に入れ、メニュー「16」でスタートします。白パンコースは具材の追加はしません。白パンですからね。
3.約3時間50分後、出来上がりです。
ふかふかの白パンが出来ました。さあ、お味はどうですかね。
水あめを使用した白パンとそんなに味が変わりませんでしたよ。柔らかくてほのかな甘さのとっても美味しい白パンになりました。
ハチミツは焼いたパンに直接塗って食べることも出来ますから、水あめを使うよりこちらの方が良さそうですね。
最も値段はハチミツの方が高いですけどね。
ハチミツを使う時に注意しなければいけないことがあります。それは、乳幼児には食べさせてはいけないということです。
ハチミツには「ボツリヌス菌」という菌が含まれていて、1歳未満の乳幼児に食べさせると死亡することがあるのです。
ですからハチミツを使った料理をする際には十分気をつけてください。
ハチミツの種類
一口にハチミツといってもいろんな種類があるのをご存じでしょうか。
ハチミツはミツバチが花の蜜を採ってきて巣に持ち帰り、女王蜂に与えるためにせっせと貯め込んだ蜜です。
それを人間が横取りしているんですけどね。
ハチミツは自然界で最も甘い食料といわれています。ミツバチはこっちの花、あっちの花と渡り歩いて蜜をとります。
その蜜をミツバチの胃の前にある蜜胃と呼ばれる器官に集められます。花の蜜は甘いものではありますが、ハチミツほどは甘くありません。
採取した時の蜜には水分が含まれているためなのです。
ミツバチの蜜胃が満タンになると巣に持ち帰ります。そこで蜜胃にある花の蜜を吐き出すことになります。この時にミツバチが持っている唾液の酵素も一緒に混じり合うのです。
この際に本来花の蜜は持っていない物質もミツバチの唾液と共に吐き出されます。
この中には「コリン」という物質も入っていて、「コリン」にはご存じのロイヤルゼリーという物質が含まれているのです。
ロイヤルゼリーは老化防止や美容に良いと言われいるので摂取している方も多いでしょう。
このように人間にとってハチミツは甘味料に健康や美容にとあらゆる効能があるため、わざわざハチを飼って蜜を作らせ出来た蜜を頂戴する方法を考え出したのです。
ハチミツを作るのはミツバチだけで、本来は女王蜂や幼虫に与えるはずの蜜が最終的に人間が横取りしてしまうという何とも不利屈なことです。
人工的にミツバチを飼育する訳ですが、ミツバチが採取する花の種類によって様々なハチミツが出来上がります。
アカシアの花から採取したものはアカシアハチミツに、レンゲから採取した蜜はレンゲハチミツと呼ばれるなどその種類も豊富です。
そばハチミツ、リンゴハチミツ、みかんハチミツ、ゆずハチミツなど花の種類も多ければそれだけハチミツの種類も多いのです。
私はハチミツといったら、アカシアハチミツしかないと思っていましたから、近年のハチミツの多さには驚いてしまいました。
ハチミツを使ったパンを作る時はこんな種類の多いのも考慮して時には替えてみたりするのも面白いですよね。
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