とっても美味しいハチミツとアーモンドパウダーを入れたパンです。
砂糖でなくハチミツが美味しくする!
パンは砂糖を入れるのが一般的ですが、これに代わってハチミツを入れるとすごく美味しくなるんですよ。
砂糖を入れるのは、発酵を促すことやパンに焼き色を付けるという意味合いがあります。
ですからダイエットだといって砂糖をまるっきり入れないとパンを美味しく焼くことは難しいです。何かしら甘みの材料が必要となります。
そんな時、砂糖の代わりにハチミツを使ってはいかがでしょう。
ハチミツを入れるとパンの味がまろやかで柔らかくなりますよ。
但し、1歳未満の赤ちゃんがいるご家庭では絶対に食べさせてはいけません。
何故赤ちゃんにハチミツは駄目なのか
普通、ハチミツは健康に良いから砂糖の代わりに使ってみようという人も多いはず。でも赤ちゃんにはNO!です。
特に1歳前の赤ちゃんにはあげては駄目です。
それでは何がいけないのか。
ハチミツには食中毒の原因となる、ボツリヌス菌という菌がいます。この菌は非常に強い菌で、加熱しても死滅することがありません。
赤ちゃんの消化器はまだ未熟なので、、ボツリヌス菌に対する免疫が出来ていません。
離乳食などで、つい砂糖よりハチミツの方が優しいからいいだろうという考えで与えてしまうと大変危険なのです。
戦前の人たちはもしかしたら赤ちゃんにハチミツをあげてしまったかもしれません。現在のように知識もネットもない時代ですからね。
ある程度子供が大きくなったら使用した方が良いですね。
今回は赤ちゃん以外の家族がいるご家庭にお勧めのメニューですので、気をつけてくださいね。
アーモンドもパンを美味しくする材料となる
ハチミツだけでなく、アーモンドを入れるといつものパンがより美味しくなりますよ。
アーモンドは食品を美味しくさせるだけでなく、栄養価がとっても高いというのをご存じでしょうか。
特にビタミンEはずば抜けて多く含まれています。ビタミンEは若さを保つ物質として注目されていますが、アーモンドには沢山入っているのです。
何故若さを保つのかというと、老化の原因が活性酸素だということはご存じかと思いますが、これが増えると体の細胞組織や血管を酸化させてしまうのです。
ですから老化防止には活性酸素を防ぐことが重要なんです。
とはいっても私たちの体は年齢を重ねる度に活性酸素が蓄積されてしまい、完全に防ぐことはとっても難しいのです。
ここさえクリア出来れば人間は健康に長生き出来るのかもしれませんね。
しかし、出来るだけ活性酸素を取り除きたいものですよね。
そこで、ビタミンEのような活性酸素を除いてくれる物質を多く含んだ食品が大変注目されているのです。
アーモンドにはこんな高い栄養価があるんですよ。栄養があるだけでなく、パンやお菓子に入れるとほんのりとした甘みのようなものが感じられ、まろやかで美味しく仕上がります。
アーモンドの実を細かく砕いて入れるのもいいのですが、食感としてはパウダーの方が使いやすく、料理に溶け込みやすいと思います。
で、今回はアーモンドパウダーをパンに入れてみました。
ハニーアーモンドパン
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
材料と作り方
材料
強力粉 レジャンデール小麦粉 | 125g |
春よ恋 | 125g |
バター | 15g |
ハチミツ | 大3 |
アーモンドパウダー | 80g |
塩 | 小1 |
水 | 180g |
ドライイースト | 小1 |
作り方
1.ドライイースト以外をケースに入れます。強力粉はレジャンデールと春よ恋を混ぜてあります。
2.ドライイーストはイースト容器に入れ、メニュー「5」でレーズンなしでスタートします。
3.今回はソフト食パンコースを使いました。約4時間20分で出来上がります。
追加材料は何も入れていませんが、すごく美味しいです。パンの生地そのものが味があるんです。小麦の味もレジャンデール小麦粉を入れたこともありますが、ハチミツとアーモンドパウダーがまろやかでサクサクとした風味をだしているんだと思います。
こうしてみるとシンプルでどうってことのない食パンのように見えますが、食べるととっても美味しいのです。
ぜひお試しください。
コメント
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