パン・ド・ミコースでも「もちもちコース」で作ると、しっとりともちっとしたパンに仕上がるから不思議なものです。
「もちもちコース」にクリームチーズを入れてしっとり、まったり!
クリームチーズは菓子やケーキ、作りに入れるとまろやかで、少し酸味が効いてとっても美味しくなりますよね。
チーズには「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」があります。
ナチュラルチーズとは?
- 乳を固めて発酵熟成させます。自然に発酵させたものなので乳酸菌が生きています。
- 乳の原料の種類、製造の仕方、使用する微生物、生産地などで微妙に味わいが変わってきます。
- 熟成の時間と共に風味が変化します。
プロセスチーズとは?
- 原料は「ナチュラルチーズ」です。「ナチュラルチーズ」を細かくして溶かし、乳化剤を加えて再び固めます。
- 加熱するので、発酵は止まるため風味が変化せず保存も利きます。
- 保存性があるので様々な香辛料などを加えてアレンジが利きます。
では、今回使用する「クリームチーズ」はどの分類に入るのでしょうか。
クリームチーズとは?
生クリームやクリームと牛乳の混合物から作られた熟成していない柔らかいチーズのことです。水分が多く含まれているため、保存は冷蔵が適しています。
主にケーキやパンに塗ったりして使います。又、クラッカーやビスケットなどのトッピングしてオードブルに使用することもあります。
起源はアメリカで、1872年、ニューヨークにある乳製品加工業者の「ウイリアム・ローレンス」が生クリームと全乳から作ったのが始まりだといわれています。
その後、フランスでクリームチーズが開発されました。それをアルミ箔で包み、クリームチーズとして販売したのが、ニューヨークのチーズ販売業者なのです。
店頭でもお馴染みの「フィラデルフィア」という商品名です。
⇒【冷蔵】森永乳業 クラフト フィラデルフィアクリームチーズ 200g
クリームチーズはそれだけでもまったりとした味がしますが、ケーキなどに入れることによってさらに美味しさが増します。特にチーズケーキに使うと酸味が程よく効いてすごく美味しいですよね。
パンの生地に練りこんでもとっても美味しく出来るんですよ。
そんな「クリームチーズ」をパン・ド・ミにしてみました。しかも今回は「もちもちコース」を使用してみました。
今回入れる「クリームチーズ」は分量分だけ予め冷凍庫でカチカチにしますが、残った分は冷凍庫でなく、冷蔵庫で保存しておきます。そうしないとパサパサになってしまいますからね。
クリームチーズ&ブルーベリーもちもちパン・ド・ミ
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
材料と作り方
材料
冷水+湯だねペースト | 210g |
強力粉 | 240g |
バター | 15g |
砂糖 | 大1 |
スキムミルク | 大1 |
塩 | 小1 |
ドライイースト | 小1/2 |
クリームチーズ | 65g |
ドライブルーベリー | 45g |
*クリームチーズは小さく切って冷凍庫に保存しておきます。
*ブルーベリーも小さく切っておきます。
作り方
1.湯だねペーストを作っておきます。
2.ドライイースト、クリームチーズ、ドライブルーベリー以外をケースに入れます。
3.ドライイーストはイースト容器に入れ、メニュー「2」で、レーズンあり、粗混ぜでスタートします。
4.ピピと鳴ったら、クリームチーズとドライブルーベリーを入れ、再度スタートします。
5.5時間後、出来上がりです。
切ってみます。
ブルーベリーの色がきれいですね!パン・ド・ミは気泡が沢山あるのが特徴です。
味はどうでしようか。
とっても美味しい!クリームチーズが生地に交じり合って、しっとりとしています。「もちもちコース」なので尚しっとり、もちっとしています。
「もちもちコース」は湯だねペーストを作るという人手間かけなければならないので、ちょっと面倒ですが、「ホームベーカリーを使って美味しくしよう」と思うならば、この位の手間はやらなければいけません。生地を捏ねることからやっていてはもっと大変なのですから。
ブルーベリーとクリームチーズはとても相性が良く、両方とも酸味があり爽やかな味がします。パン・ド・ミの売りである皮の美味しさはそのままで、もちもちとした食感があります。
そこにクリームチーズの濃厚な味わいとブルーベリーの爽やかな味が加わって、何ともいえない美味しさとなるのです。
ぜひ作ってみて下さいね。
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