今回はドライクランベリーとオレンジュースを消化したいのと、全粒粉のパン・ド・ミにしたくてこのようなパンになりました。
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
パン・ド・ミの良さが出ていない!
作ってみたのは良いのですが、本来のパン・ド・ミの美味しさが出ていなかったのが感想です。
パン・ド・ミは外側の皮がカリッとして、中身もサクサクという食感です。それがなくて、普通の食パンになってしまいました。
原因は強力粉の分量にあるんだと考えています。本来、パン・ド・ミを作る時は強力粉の分量が250g、最低でも200gはないと良い味が出ません。(ということが分かりました)
小麦粉の甘味を最大限に引き出すために作られたのがパン・ド・ミなんですね。
それを強力粉の分量を減らして全粒粉を多く入れたものだから、本来カリッとした食感があるはずのパン・ド・ミが違ってしまいました。
全粒粉を100gも入れるなら「全粒粉コース」で焼かなければいけなかったのです。
まずくはないのだけれど、パン・ド・ミの美味しさがなかったので、ちょっと残念な結果となってしまいました。
このように粉の種類によっても微妙に味が変わってしまうのがパン作りなのです。
今回は反省も兼ねて記事にしてみました。パン作りをしている方の参考になればいいかなと。
材料と作り方
材料(このレシピは参考にしないでくださいね)
強力粉 | 125g |
全粒粉 | 100g |
アーモンドプードル | 25g |
バター | 15g |
砂糖 | 大2 |
スキムミルク | 大1 |
塩 | 小1 |
水 | 90g |
オレンジジュース | 100g |
ドライイースト | 小1 |
ドライクランベリー(5mmに刻む) | 80g |
作り方
1.ドライイースト、ドライクランベリー以外をケースに入れる。
2.ドライイーストはイースト容器に、ドライクランベリーはナッツ容器に入れる。
3.メニュー「1」で、レーズンあり、自動、粗混ぜ、焼き色「淡」を選択し、スタート。
味について
オレンジジュースを入れたせいか、外側がこんがりしています。焼き色は「淡」なんですけどね。
ただ、オレンジジュースの味はなくなっていました。クランベリーの甘酸っぱさが強いのでオレンジは消された感じです。
オレンジジュースを入れるなら砂糖の量を減らしても良かったかなとも思いました。
粉や具材の組み合わせは難しいものでほんのちょっと違っただけで味が変わってしまいます。
ドライクランベリーは個性が強く、上手に組み合わせないと他の具材の味が出てきません。レーズンのようには扱えないということが分かりました。又オレンジジュースとクランベリーという組み合わせも良くありませんでした。
完全にオレンジジュースは個性を失っています。
味はというと、特に美味しくもないのですが、まずくもないというところでした。クランベリーが美味しいので、まあ良いかなと・・・・
作って試さないと分からない!
失敗は成功の元といいます。やってみないと分かりません。実験しているようなものです。
カタログにあるレシピや料理本のレシピはその通りに計って作れば美味しく出来るでしょう。しかし、自分で考えたレシピは失敗して当たり前。
何回かトライして納得できる味になるのです。レシピ本を出している人たちも何度も繰り返してようやくたどり着いた結果なんだと思います。
私も自分なりのレシピに挑戦していきたいと思っています。美味しく出来たら「美味しかった」と、余り出来が良くなかったら「そんなに美味しくなかった」と書きますので、パン作りに挑戦している方は参考にしてくださいね。
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