ドライトマトとミックスフルーツのパン・ド・ミを作りました。
パン・ド・ミの生地は本当に美味しい!
パンの生地が美味しいと具材に何を入れても美味しくなります。パン・ド・ミは特に生地が美味しくて、食感もさることながら噛めば噛むほど味が出るのです。
フランスパンに似ていますが、フランスパン程固くもなく、程良い食感なのです。
パンの生地って大事なことで、生地が美味しいと何も入れなくても、又何も付けなくても美味しいものなのです。
私はパン・ド・ミが大好きで、何回食べても飽きがきません。これにラム酒が入ったドライフルーツを入れるととっても美味しくなるのです。
普通のパンとどう違うの? と言われそうですが、微妙に違うのです。
ホームベーカリーではいろんなコースがありますが、普通のパンコースとパン・ド・ミコースでは食感、小麦粉の味が微妙に違うのです。
小麦粉の美味しさを引き出しているのがパン・ド・ミではないかと思います。
皮と中身のバランスも絶妙で噛むと小麦粉の甘味が出てくるのです。ですから、パン・ド・ミコースの場合は粉にもこだわった方が良いのです。
パン・ド・ミコースで焼く場合、強力粉を100%使う場合と、全粒粉やライ麦粉と混ぜて使う場合があります。
しかし、一番パン・ド・ミが美味しいと感じられるのはやはり強力粉100%の場合だと思うんです。
これは今まで焼いてきて食べ比べた私なりの感想です。
強力粉の良さを100%かどうかは分かりませんが、少なくともそれに近いくらい引き出しているのではないかと思っています。
そして、パナソニックのコースは3つありますが(標準、ふんわり、もちもち)、その中でも標準コースが最もパン・ド・ミらしい味だと思うのです。
何故なら「ふんわり」や「もちもち」は食感が変わってしまって本来のパン・ド・ミの良さが発揮されないような気がするからなのです。
「ふんわり」はソフト食パンコースでも実現できるし、「もちもち」はご飯パンコースにすると同じようになります。
コースの種類はたくさんある方が良いように感じられますが、それ程の大きな違いはありません。イースト菌が半分で済むのが違いますが。
ただ、パン・ド・ミコースの標準は間違いなく美味しいといえます。
ミックスフルーツは洋酒入りが美味しい!
パン・ド・ミにミックスフルーツを入れると凄くおいしくなります。このミックスフルーツは「オレンジピール、レーズン、チェリー、アップル、パイン」を洋酒に漬けた物で具材として入れるととっても味が良くなります。ドライフルーツを洋酒漬けにした物です。こういう洋酒漬けにしてある物は初めからレーズンケースに入れることは出来ません。
後入れとなりますが、パンに入れるとフルーツと洋酒が良くマッチして大変良い味になります。
ケーキなどに洋酒が入っていることがありますが、それと同じでパンにも入れると味が良くなりますので、試してみてくださいね。
焼いてしまうので、アルコールは飛んでしまいますから、子供でも大丈夫です。フルーツがしっとりして、酸味が出ているので食パンの味が引き立ちます。
一般のスーパーではなかなか手に入りにくいので専門店、通販をお勧めします。
私は「cotta」というパン、製菓材料の通販会社で注文します。様ざまなドライフルーツが置いてあるので、選ぶのに迷うほどです。
パンは生地と中に入れる具材で微妙に味が変わってきますので、色々試すと楽しいですよ。
トマトミックスフルーツパン・ド・ミ
材料と作り方
材料
強力粉 | 250g |
バター | 15g |
砂糖 | 大1 |
アーモンドプードル | 大1 |
スキムミルク | 大1 |
塩 | 小1 |
水 | 180g(25度以上のため10g減らしています) |
ドライトマト | 30g |
ミックスフルーツ | 50g |
ドライイースト | 小1/2 |
作り方
1.ドライトマト、ミックスフルーツ、ドライイースト以外をケースに入れる。
2.ドライイーストはイースト容器に入れる。
3.メニュー「1」、レーズンあり、手で入れる、粗混ぜ、焼き色濃いでスタート。
4.ピピと鳴ったら、ミックスフルーツとドライトマトを入れる。
5.再度、スタート。
6.約4時間50分後に出来上がりです。
美味しそうでしょう?
ドライトマトの酸っぱさと洋酒入りのミックスフルーツの味がパン・ド・ミの生地に良く合って、すごく美味しいんですよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
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