栗の渋皮煮とマカデミアナッツを入れたとっても美味しいパンです。
リュステイックというパン
最近、様々な国のパンが日本にも入ってきて、パン屋さんには聞きなれないパンが多いですよね。
その中の一つ、リュステイック。
多分、ちょっとおしゃれなパン屋さんなら売っているだろうと思われます。
知らないで食べている人もいるかも知れませんね。
リュステイックとはフランスパンの種類なのですが、高加水パンのことです。
水分が多いので成型がとっても難しいことから成型はしません。
生地を切ってそのまま焼くだけです。いたって簡単なパンなのです。
何でもパン職人が生地を作る時に水分を間違えて多く入れたことがきっかけだそうです。
水分が多いために、手がべた付いて上手く成型が出来ないので、「いいや、このままカットして焼いてしまおう!」
そう思って焼いたら、形こそ不揃いできれいではなかったけれど、とっても美味しかったことから商品になったらしいです。
元々、フランスパンは油脂がないので、パサついてカリカリした食感がありますよね。
まあ、そこがフランスパンの美味しいところだし、好きな人は好きですよね。
私も好きな方ですが、何しろ生地が硬い、歯が丈夫でないと噛み切れないというのが難点です。
その噛み応えがいいんだというお声もあるでしょうけどね。
リュステイックはフランスパンにしては柔らかく、子供やお年寄りでも十分食べられます。
又、成型しなくていいから、パン作りも楽ですよね。
きれいに整った形にしなくてもいいんですから。ですから、パンの形はまちまちで、具を入れても閉じることなくそのままの状態で焼いてしまいます。
こんな簡単なパンっていいと思いませんか。
それでいて、すごく美味しいんですよ! こういうパンなら毎日作ってもいいかなと思ってしまいますよね。
栗とマカデミアナッツのリュステイック
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
材料
中力粉(リスドォル) | 280g |
全粒粉 | 20g |
塩 | 小1 |
はちみつ | 12g |
水 | 190g |
ドライイースト | 小3/4 |
栗の渋皮煮 | 100g |
マカネミアナッツ | 40g |
白ゴマ油(少しなのでなくても、あるいはオリーブ油でもいいかと) | 少々 |
作り方
1.栗の渋皮煮とマカデミアナッツは小さくカットしておきます。ハサミを使うと早いですよ。
2.ドライイースト、栗の渋皮煮、マカネミアナッツ以外の材料をケースに入れます。
3.ドライイーストはイースト容器に入れ、メニュー「20」でスタートします。
4.生地が出来上がったら、丸めて濡れ布巾をかけ、12分休ませます。
5.ベンチタイムが終わったら、手で広げます。麺棒はべた付いて使えません。
あまりべた付くようであれば、打ち粉を振りますが、なるべく打ち粉は使わない方が美味しく出来上がると思います。
6.広げたら栗とマカデミアナッツを散らします。
7.四隅を真ん中に持ってきて畳みます。この時閉じ目はしっかりつまんでおきます。
8.包丁かスケッパーで横半分、縦3等分に切ります。
9.全部で6個に分けたらこのまま2次発酵させます。
10.およそ2倍くらいになったら、茶こしで強力粉を振ります。真ん中に1本切れ目を入れます。ここに白ゴマ油を少し垂らします。
11.オーブンを220度に予熱して13分くらい焼きます。
12.出来上がりです。
生地はもっちりで、とっても美味しいですよ。簡単なのに美味しいんだから言うことありませんよね。
ぜひ作ってみて下さいね。
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