広島の職人さんが作ったひのきのベッド
フローリングに置くベッドが欲しいと思い、近所の家具売り場で探していました。
ベッドにも色々あるんですね。木製ベッド、パイプベッド、フロアベッド、収納付きベッド、たたみベッド、折り畳みベッド等。
私がこだわっていたのは、まずすのこがいいということ。
すのこは寝ている間、熱気をとってくれるし、通気性も良いからです。
敷物がなんでもOKであること。和布団でもマットレスでも敷けます。
寝ていてきしまないこと。寝返りするたびギシギシいってはおちおち寝ていられません。
そして、国産の木を使っていること。湿気の多い日本はやはり国産の木が合っているのではないでしょうか。
さらに、シンプルであること。収納棚はいらない。もし、この棚に置いた物が地震などで落ちてきたら、心配で寝ていられませんから。
そんな風に選んでいると、お店にはなかなかありません。
一見豪華そうなベッドもあって、定員さんが「どうですか?横になって試してみては?」と言っては来るのですが・・・
どうも私は欲しいベッドはこれではない、と店を後にします。
やはり通販で探そう。そう思ってたどり着いたのが、このお店です。〈家具の里〉という所です。
このお店、広島の府中市で家具の製造をしている老舗の家具店なんです。ベッドはすべて国産で手作りだそうです。
ベッドの高さの注文が出来るんですよ。1台4,320円(税込み)掛かりますけれど。
これは普通の高さで、30cmです。これに座ると少し低い感じはします。
一般的なベッドの高さは、50cmとか35cmらしいので、少し低いですね。
私は小柄で足も短いからこれでちょうど良いですけれど。
ベッドの下の高さは、23cmで、この下に収納ケースとか入れることが出来ます。
材質は桐です。タンスなどに使われる桐で作られています。桐は湿度調整してくれるので、日本の気候には適しています。
すのこの隙間は1cmとかなり狭くなっています。だからしっかりしているし、上に布団を敷いてもごろつきを感じません。このすのこが2枚あり、金具で付けます。組み立ては自分で行うのですが、難しいことはありません。ただ、重いので、2人で作業した方がはかどると思います。
又、脚が6本あるので強度はすごいですよ。上に立って乗ってもびくともしません。4本脚だと立ったら壊れそうで、怖いと思います。最もベッドに立つことは初めから考えられていないでしょうけど。小さな子供だったらありえますね。真ん中に脚が付いているベッドって珍しいですよね。でもこの脚があるからこそ丈夫なんだと思います。又脚の下には保護シートが張ってあり、フローリングの床を傷つけません。これもありがたいです。
大きさはシングルで100cm×200cm、セミダブルで120cm×200cm、ダブルで140cm×200cmです。
我が家はシングルにしましたが、幅が100cmあると、和布団でもマットレスでも余裕で置けます。又長さも200cmありますから長い布団でも大丈夫です。
このベッドは広島県や商工会議所が主催する「BUYひろしま」の認定を受けたそうです。又雑誌「住む」にも掲載されたということです。
シンプルで棚も付いていません。棚に置いた物が落ちてきたら危険なので、無くていいと思っています。
飾り気がないため、味気なく思いますが、シンプルな方が部屋が狭くならないので反って良いのではないでしょうか。
6本脚の桐のすのこベッド、とても頑丈で、通気性にすぐれ、安眠を与えてくれます。使わなくなったら、置き台や棚としても使えそうですね。
これからベッドを買おうとしている方、いかがでしょうか。
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