やっと球根を植えることが出来ました。来年咲いてくれるかな。
秋植えの球根≪チューリップとムスカリ≫
10月が敵機の球根。早く植えなきゃと思いつつなかなか出来ませんでした。雨が降ったりしていましたからね。でもやっと植えることが出来ました。来年の春に咲く花の球根を今植えるのだから、忘れてしまいそうです。
まずはチューリップとムスカリのセットになった球根を植えます。
チューリップとムスカリの組み合わせは良く合います。ピンク色と青い色のコントラストがきれいだと思います。本当は庭植えにするといいのだけど、場所がなくて・・・
宿根草と植え木で植える場所が難しい。球根を植えると葉が枯れるまで掘り起こすことが出来ないので、その場所をいじることが出来ないんですね。だから百合だけ庭植えにして、チューリップとムスカリはプランターに植えることにしました。土は球根の土を使いました。
最近は用途に合った土が売っているので便利になりました。これをプランターに入れます。
マグァンプKと言う肥料を入れます。私はいつもこれを使っています。長く効き目が続くので良いからです。(白い粒々がそうです)
小粒、中粒、大粒がありますが、私は中粒を使っています。プランターに植える時や庭植えの花木にも使っています。効き目が穏やかなので、即効性はありません。
マグァンプK
株元にばらまくタイプの追肥。約2ヵ月間の効きめ。
すでに植わっている植物の株元にばらまくだけで、肥料成分がゆっくり溶け、根にやさしく根の張りを良くします。
リンサン効果で丈夫な根をつくり、花・実つきを良くします。
草花・野菜の種まき、苗づくりの元肥としても最適です。
N-P-K-Mg=6-40-6-15 マグネシウム配合
≪引用しています≫
肥料を入れた上に土を少し入れ、球根を置きます。この時、球根の芽の方向を揃えて置きます。そうすると、花が同じ方向を向いて咲くからです。
奥の方にチューリップ、手前にムスカリを置くことにしました。奥が背の高い植物、手前が低い植物の方がバランスが良いからです。
こんな風に植えてみました。成長した時を想像しながら、植えます。上から土を被せて水をやれば完成です。間違えて掘り起こしてしまわないように、ラベルを付けておきます。
秋植えの球根≪百合≫
私の大好きな百合の球根を植えました。昔から美人を例えるのに「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」といいます。
どうしてそう言われるのでしょう。ちょっと調べてみました。
【立てば芍薬】
芍薬(しゃくやく)は、すらりと伸びた茎の先端に美しい花を咲かせます。その香りもたおやかで、フランスではしなやかで爽やかな香りのするワインを、「芍薬のような香り」と言うそう。姿も香りも、まさにすらっとした美しい女性そのものです。【座れば牡丹】
芍薬も牡丹も同じボタン科なので、花自体はよく似ています。しかし、芍薬は草で 牡丹は木。その違いから、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつけるため、まるで座っているかのように見え、観賞するときも座って観賞したほうがきれいに 見えます。中国では花の王と呼ばれ、華やかさの象徴です。【歩く姿は百合の花】
百合は、しなやかな茎の先にややうつむき加減に花が咲きます。そして、風をうけて揺れる様子は、まるで女性が優美に歩いているように見えるでしょう。甘い香りは香水としても人気があり、こうした花のイメージから、女性の名前にもよく用いられています。
≪引用しています≫
日本女性のことを昔はそう例えたのでしょうね。百合はバラや芍薬や牡丹の様に華やかさはありませんが、静かで優しい美しさがあるように思えます。
百合もいろんな種類があります。どれも植えたくなるけど、そんなに場所がないので(やっぱり百合は庭植えでしょ)今回3種類植えることにしました。
透かし百合とカサブランカです。白いカサブランカが3球、ピンクのカサブランカが1球、黄色の透かし百合が2球です。百合の植える場所は元々アガパンサスが植わっています。大体6月頃咲き始めるので、その傍に百合を植えて両方咲かせたいのだけど、なかなかそううまくはいきません。その前に百合が咲き終わってしまうことが多いんです。
さて、今度は庭に植えるので、土はあるからいいのだけれど、腐葉土を足してあげます。腐葉土を入れると土がフカフカになって、芽も出やすくなるでしょう。シャベルで深く掘らないといけませんね。そこに先程のマグァンプKを入れて、腐葉土を少し入れます。その上に百合の球根を置きます。
根の付いている方を下にして、上から腐葉土を被せます。百合は袋に土が少し入った状態で売っています。これは百合が乾燥を嫌うために入っているらしいです。だから、球根を掘り起こした時も、土を入れた状態で保存した方が良いようです。あまり掘り起こさない方がいいでしょうけど。球根は何年もそのままだと球根の回りに子株が出来るので、養分を取られ、花が小さくなってしまいます。そのために、2,3年置き位に掘り起こして分割してあげなければ駄目みたいです。きれいに咲かせるには世話がいるということですね。さあ、植えたらこれも忘れて掘り起こしてしまわない様に、ラベルをつけておきましょう。
この冬を越して、来年の春から初夏にかけて、きれいな花を咲かせてくれるのを楽しみに水やりをします。
《補足》
百合の種類について
現在出回っているユリの大部分は日本産か、またはその改良種です。≪一部引用しています≫
- 鉄砲百合:九州から台湾にかけて原産するユリ類の代表種です。主として切花向けのユリで、鉢づくりや花壇にも利用します。
- 透かし百合: 中部地方から北部地方の海岸沿いに自生するいわゆりが親だといわれ、赤・黄色系のほか、二重咲きもあります。
- 鬼百合:2mぐらいの高さになり、7月下旬~8月に咲きます。花は朱紅色に暗紫色の小斑点が入り、一重咲きや八重咲きがあります。
- 鹿の子百合:1mぐらいの高さになり、7月中旬~8月中旬に咲き、花は白色で濃紅色ないし淡紅色の斑点があります。また斑点がなく全部純白のものをしらたまゆりと呼びます。
- 黄鹿の子百合:病気に強く強勢で、土質は選びません。7月中旬~下旬に咲き、色は黄色で黒褐色の細かい斑点があります。
- 車百合:花は7、8個ずつ輪生し、段々になって咲きます。花色は朱赤色で、黒褐色の小斑点があります。
- 子鬼百合:おにゆりに似て矮性です。7月中旬~8月中旬に咲き、花色は橙赤色で、赤紫色から黒褐色の斑点があります。
- 笹百合:花は桃色もしくは白色で、5月中旬~8月上旬に咲きます。
- 竹島百合:70cmぐらいの高さになり、1節に6~7個ずつ輪生し、段々になって咲きます。色は橙黄色に赤褐色の斑点を有し、5月下旬~6月上旬に咲きます。
- 姫百合:普通5月下旬~6月上旬に咲きます。色は黄色と緋赤色で黒色の小斑点があります。
- 山百合:6月中旬~8月にかけて咲き、色は白色で赤褐色の大斑点があります。
- リーガル百合:中国の原産で、1.5mぐらいの高さになります。6月中旬ごろに咲き、色は白色で、外面は桃紫色を帯びています。
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