これは美味しい! と、誰もが絶賛すること間違いなしです。
シンプルだけど・・・
見た目はどうってことない、極めてシンプルなんですけど。
食べると分かる、本当に美味しい食パンなんですよ。
今までいろいろ具材を入れて作ってきましたが、たどり着くのはやはりシンプルなパン。
素材にこだわれば、美味しいパンになるんだということを実感しました。
そして、ホームベーカリーに全部お任せするよりも、一部だけ働いてもらい、その後は型に入れて焼く方が断然美味しいのも発見です。
生クリームを生地に練り込む
何がこんなに美味しくさせているのかというと、生クリームではないかと考えられます。
生クリームを生地に入れることによって、柔らかさとしっとり感がでるようです。
そこへ牛乳やハチミツを追加することで、さらにほんのりとした甘さ、まろやかさが出るのだと思います。
でもやみくもに入れれば良いという訳でもありません。
「過ぎたるは及ばざるが如し」ということわざがありますが、沢山入れれば良いというものではありません。
ちょうど良い分量があるのです。
的確な分量なら生クリームとハチミツ、牛乳は好材料
程よく混ぜたパン生地で焼くと、すごく美味しいパンが出来上がるからビックリです。
家庭でここまで実現出来るのですからパン屋さんも驚きでしょうね。
と、まあ随分自画自賛していますが、本当に美味しいんですよ。
ぜひ、この材料と型で焼く方法を使って焼いてみてください。
お店に負けないくらいの美味しいパンが出来ること、間違いないです。
気を付けることは、生クリームは脂肪分が低すぎると味に影響してきますから、脂肪分45%くらいの純粋な生クリームを使うことです。
多少、カロリーが多くなるかもしれませんが、何枚も食べる訳ではありませんから、そんなに心配しなくても良いのでは。
ハチミツを入れるのも美味しさを倍増している秘訣となります。
ですが、これも分量を多くするのは、イースト菌に影響してしまいますから、入れすぎは禁物です。
こんなことに気をつければ、絶賛するような美味しい食パンが出来ることでしょう。
角食パンの型を使ってみた!
今回初めてパン屋さんが使っているようなパン型を使って焼いてみました。
購入したのは、これ。
12㎝の真四角なパンが出来ます。蓋も付いています。何だかパン屋さんになったような気分です。
このようなパン型は材質が「アルタイト」と呼ばれる物が多く、実際にパン屋さんはこれを使って焼いているそうです。
ただ、「アルタイト」は使用する前にカラ焼きというのを行わなければ生地がくっ付いてしまうんだそうです。
毎日使っている内に馴染んできて、生地もくっつかない様になるらしいんですが、ちょっと素人が使いこなすには難しそうです。
なので、私が買ったのは「アルタイトスーパーシリコン型」の食パン型です。
これはアルタイトにさらにシリコンを吹き付けて生地が付かない様に工夫してあります。
普通の「アルタイト型」に比べて若干値段が高いですが、カラ焼きしなくてよいし、実際に焼いてみても全くくっ付きません。
するっと型から抜けるのでストレスがありません。
最も型の内側には薄くショートニングを塗っておくのですが。
蓋も付いているので、カッチリと角食に決めたい時は蓋を閉めて焼きます。
蓋を取って焼くと、イギリスパンのようになりますから2通り楽しめるということです。
永い間使うとフッソ加工と同じようにシリコンが剥げてきてしまいますが、その時は又買い替えるようにしたいと思います。
ちょうどフライパンと同じでフッソ加工は何回も繰り返し使えばフッ素が取れてきてしまいますよね。
これも同じ原理です。「アルタイト」の場合は上に加工していませんから。永久に使えるらしいですよ。
ですからパン屋さんではこっちの方を使っているんですね。
まあ、私は素人なので、毎日酷使するわけでもないからシリコン加工のパン型にしましたが。
私が買ったのは「かっぱ橋 浅井商店」という店です。
東京浅草に店があって、パンや菓子の道具を沢山扱っています。
⇒アルタイトスーパーシリコン食パン型 12cm正角型 1斤 フタ付 ☜現在売り切れらしいです。
ここのサイトをみると、道具はもちろんあるのですが、何とレシピが一杯載っているんですよ。
型にピッタリのレシピがあって、見ていて参考にもなるし、とっても面白いですよ。
興味のある方は覗いてみてください。
生クリーム入り角食パン
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
材料と作り方
材料
強力粉(春よ恋) | 250g |
はちみつ | 40g |
バター | 25g |
塩 | 小1 |
生クリーム | 99g |
牛乳 | 106g |
ドライイースト | 小1 |
作り方
1.ドライイースト以外をケースに入れます。
2.ドライイーストはイースト容器に入れ、メニュー「20」でスタートします。
3.生地が出来上がったら、取り出し、丸めます。
4.濡れ布巾を掛けて、15分休ませます。
5.休ませている間に、型の内側にショートニングを塗っておきます。(ショートニングがなければ、サラダ油あるいはバターでも大丈夫です)
6.ベンチタイムが終わったら、麺棒を使って伸ばしていきます。ガス抜きをしながら、伸ばします。
7.三つ折りにします。
8.縦に持ってきて、クルクルと巻きます。この時、型の大きさに合わせて整えます。
9.裏を閉じます。
10.先程ショートニングを塗った型に入れます。
11.2次発酵を行います。型の8分目くらいまで発酵させます。発酵しすぎると蓋が閉まらなくなって、形が崩れますから要注意です。
12.2次発酵が終わったら、オーブンを180度に予熱します。
13.予熱が終わったら、蓋をして30分ほど焼きます。型に入れて焼くときは焼く時間が長いです。
14.焼けたら網の上に移して冷まします。火傷しないように手袋をして型から外します。
簡単に外せます。
真四角なパンが出来ました。色もきれいに焼けてきれいな形です。
このまま袋に入れればプレゼントにもいいですよね。
ホームベーカリーで焼くと、パン羽根の穴が出来てしまうので人にあげるのにはちょっと格好が悪いですからね。
さて、味ですが、とっても美味しいです。ほんのりと甘くてふわふわです。
耳まで柔らかいのにはびっくりしました。そして、何より驚いたのは、ホームベーカリーでつくる場合と味が全然違うんですね。
えーっ、こんなに違うの? っていうくらい型を使って焼くパンは美味しいんですよ。
ホームベーカリーも型で焼くんですけどね。あの型はフッ素加工がしてあるし、今回使用した型に比べて厚みが違うように感じます。
この違いなのか、だとすれば、「アルタイト」で焼いたパンはもっと美味しいかも・・・・・
「アルタイト」は熱の伝導が良く、最も美味しく焼けるそうです。
そりゃあそうですよね。プロが使っているんですものね。
焼く型によってもパンの味は変わって来るし、内側に塗った油脂によっても変わるそうですよ。
現に、以前はサラダ油を塗っていましたが、バターやショートニングを塗ると抜群に美味しくなります。
バターはちょっと高いのでショートニングくらいで良い気がしますが。
いずれにしても、今回の角食パンは凄く美味しくて今まで食べてたのは何だろうと思うくらいでした。
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