今回は生クリームと水あめでパン・ド・ミを作ってみました。
上位機種でなくとも「ふんわりパン・ド・ミ」が出来る!
パナソニックのホームベーカリーの場合、パン・ド・ミのコースがある機種があります。まさに私の機種がそうなんですが、3つのパン・ド・ミコースがあります。
普通・ふんわり・モチモチと。そしてこのコースがあるのは上位機種で、その下は普通のパン・ド・ミコースだけになります。
ところが、ちょっと工夫すると普通のパン・ド・ミコースで、「ふんわりしたパン・ド・ミ」が作れてしまいます。
そもそもそれ程大きな差はないのですが、レシピ通りに作ると確かに3通りの食感が楽しめます。
それを少し材料を工夫すると普通のパン・ド・ミコースで「ふんわりなパン・ド・ミ」が出来上がります。
ということは、上位機種でなくともパン・ド・ミが作れる機種ならば同じようなパンが作れるということになります。
それが、今回作った「生クリームと水あめを使ったパン・ド・ミ」なのです。
普通にパン・ド・ミを作ると、かりっとしたパンになりますが、「ふんわりパン・ド・ミ」は外はかりっと、中はしっとり、ふわっとした仕上がりになります。
生クリームは味にコクが出ますが、水あめが生地をしっとりさせる役目を果たすようです。
パン・ド・ミはかりっとした食感が美味しいので、ふんわりやもちもちとなると、本来のパン・ド・ミとは少し違ってきます。
でもそれはそれで人それぞれ好みがありますから、レシピ通りにやればその通りになります。
上位機種は値段が張るので、あれば便利ですが上位機種を使わなくてもそれらしいものは作れるのです。
私は上位機種を買ってしまいましたが、数ヶ月使ってみて材料次第ではふんわり、しっとりは実現できるのではないかと思っています。
ホームベーカリーを考えている方、無理に高い機種を買わなくても工夫すれば「ふんわりパン・ド・ミ」が出来ますよ。
パン作りは材料で決まる!
美味しいパンを作るには材料を選ぶことから始まります。最近は、自分でパンを作っているせいか、パン屋さんの材料がとても気になります。
美味しいパン屋さんのパンは高いけれど、材料も良い物を使っています。裏に材料名が書いてあるので、買う際にはじっくり見てから買います。
最もよほど忙しい時でなければあまり買いませんが。たまには美味しいパン屋さんが作ったパンを味見するのも勉強になるかと買って食べることはあるのです。
ホームベーカリーで作るパンとは比べようにもありませんが、材料を吟味することで、家でも美味しいパンが出来ると思います。
小麦粉、バター、水分、乳製品など分量を変えたり種類を変えたりすることで味が微妙に違ってきます。
市販のパンはそこまで細かく分かりませんよね。企業秘密でしょうからね。
自宅で作る時は少し良い材料を使って作るようにしています。
例えば強力粉はブランド品にするなど。ブランド品といっても私は国産に限ることにしています。やはり農薬をなるべく使っていない製品を選ぶようにします。
国産でも少しは使っているかもしれませんが、アメリカ製品よりは良いだろうと考えるので。
私が使っている強力粉は「はるゆたか」という北海道産の粉です。きめ細かな粉でパンにすると甘味があってとても美味しいです。
「はるゆたか」の他に、「春よ恋」という粉も人気がありますよ。いずれも国産なので安心ですよね。
リッチパン・ド・ミ
パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕で焼いています。
⇒パナソニックのホームベーカリー〔SD-BMT1000〕の記事はこちらから
材料と作り方
材料
強力粉 | 250g |
バター | 25g |
砂糖 | 大1 |
塩 | 小1 |
水 | 80g(温度が高いので10g減らしている) |
水あめ | 15g |
生クリーム | 100g |
ドライイースト | 小1/2 |
作り方
1.ドライイースト以外をケースに入れる。
2.ドライイーストはイースト容器に入れる。
3.メニュー「1」、レーズンなし、焼き色普通でスタート。
4・4時間50分後、出来上がり。
しっとりした柔らかいパン・ド・ミが出来ました。
このパン・ド・ミは普通に作るパン・ド・ミと比べて柔らかい食感になります。
いつものパン・ド・ミコースなのにまるで「ふんわりパン・ド・ミコース」で焼いたような食感になるから不思議です。
パン・ド・ミコースが一つしかないという機種をお持ちの方、ぜひお試しあれ。
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