以前、カーナビかスマホカーナビかということで記事を載せましたが、結局Gorila「CN-G1000VD」を購入したので今回はこれについての感想です。
ノジマオンラインで購入
こんな箱に入って届きましたよ。中に入っていたのは
本体と付属品、説明書などです。付属品の中に車に取り付けるスタンドも入っていました。吸盤式です。ですからすぐに取り付けてカーナビを使用することができます。
これが本体となります。上にフィルムが張ってあります。
これはバッテリーです。すぐ横に主電源のスイッチがあります。これをONにしておかないと充電されません。最初は充電されていませんからまず初めにONにしておきます。
ナビの電源は一番上についてます。ナビを使用する時だけそこをONにします。普段はOFFにしておきます。主電源は切りません。
側面にはいくつかのジャックの差し込みがあります。上からヘッドフォン、ブレーキセンサー、VICSアンテナ、DC端子となっています。
VICSアンテナはポータブルカーナビでは珍しいシステムで、「CN-G1000VD」に初めて搭載されました。
インダッシュ型のカーナビはあたりまえの様にVICSアンテナがついていますが、ポータブルとしては画期的な塔載らしいです。
VICSアンテナは渋滞を緩和するシステムでFM多重放送を通して渋滞や緊急情報などを知ることができます。アンテナはフィルムになっていてフロントガラスに張り付けて使います。
アンテナコードを取り回すのがちょっと面倒ですけどね。
DC端子にシガーライターコードを差し込んで車から電源を取ります。家の中で使う時はここにACアダプターを差し込めば充電しながら使うことができます。
バッテリーでも動かせますが、すぐに足りなくなってしまいます。又、地図の更新をする時は時間がかかりますから充電しながら行う必要があります。
ACアダプターは付属品ではありませんから、別に購入する必要があります。
アダプターですが、本来パナソニックの純正が良いとは思いますが、これがかなり高いんですよね。家の中で使用する時だけなので、純正でなくてもいいのでは?
と考えて楽天の「エレワークス」という店で代用品のアダプターを購入しました。横にあるのはパーキングプラグといって、パーキング解除プラグです。
本来はカーナビはブレーキがかかった状態で作動する仕組みになっていますが、このプラグを使うと解除することができます。
⇒パナソニック(Panasonic) ゴリラ 5V ACアダプターCA-PAC22D CA-PAC30FD 代用品
⇒パナソニック(Panasonic) サンヨー(SANYO) ゴリラ ミニゴリラ パーキング解除プラグ (ゴールドメッキ)
まあ、あまり好ましいことではありませんが、助手席の人が動かすのにブレーキしていると設定できませんからね。結構便利なのでは?
但し、あくまでも自己責任ということで。
SDカードを入れる所です。地図の更新の時に使います。地図のデーターは本体に保存されていますが、地図の更新の時はSDカードに一度ダウンロードしてそれを本体に移し替えます。
本体は16MBの容量を持っていますから、16MBのSDカードなら全地図更新はできることになります。
ただSDカードには音楽や画像、動画、目的地のデーターなどが保存されている場合があります。16MBだと足りなくなってしまうかもしれません。
ですが、地図の更新をすべて行うことはせいぜい1年に1回のことです。その時だけ他のデーターをパソコンにでも移し替えれば何も大きい容量のSDカードを買うことはありません。
終ったら又SDカードに戻せば良いのですから。
「CN-G1000VD」は3年間地図の更新が無料ですが、全部の地図データーが更新されるのは1年に1回。その他に2か月に1回道路が変更になった部分のみが更新できます。
これは部分更新ですからデーターの容量は大きくありません。4MBもあれば足りるようです。全更新は1年に1回ですから3回は無料で更新が出来るということになります。
これはワンセグのアンテナです。ナビでテレビってあまり見ませんが、試しに見てみるとすごくきれいに映っていました。最近はスマホでテレビが見れるのであまり活用はないかもしれませんね。
付属品のスタンド
付属で入っていたカーナビスタンドです。実はこれ吸盤式なんです。私は吸盤式はいつか外れるという認識があるのであまり好きではないのです。
出かけた先で突然外れたら嫌だと思いませんか。
で、これとは別に貼り付け式のスタンドを注文してしまいました。でもせっかくですから吸盤式もご紹介しておきますね。
ナビに取り付けるのは本体の裏側のミゾにスライドする状態で取り付けます。
車に取り付ける時はレバーを上げてしっかりと押し付けたらレバーを下げます。
スタンドから外す時は手前にあるボタンを押すと簡単に外れます。車に取り付ける時は一度本体を外してから行います。
まず、車のダッシュボードを付属のシートできれいに拭きます。
吸盤の裏側はジェルが塗ってありますから触るとベトベトします。
このままダッシュボードに取り付ければ良いのですが、ザラザラしていてしっかり付かないようなら、貼り付けシートを先に貼り、その上から吸盤を押し付けます。
別売りで購入したスタンド
吸盤式のスタンドは簡単に取り外して別の車に付けられるという利点はありますが、耐久性という意味では疑問が残ります。
そこで、別注文で貼り付け式のスタンドを購入しました。
こちらは貼り付け式なので、簡単には取り外せません。そして、外す時にはダッシュボードに後が残ってしまいます。
ダッシュボードを傷つけたくない方はこれはお勧めしません。我が家の車は古いので少しくらい傷が付いてもいいだろうということで、このスタンドに決めました。
こちらはガッチリと付いて、多少の揺れにもびくともしませんでした。
⇒【エレワークス】 パナソニック(Panasonic) ゴリラ 車載用貼付取付スタンド CA-PT20D CA-PTQ22D 代用品
このスタンドと万が一取れた場合のために、落下防止策としてデフロスタに取り付けるスタンドストラップを取り付けます。
これは付属品として中に入っています。あまり見栄えは良くありませんが、付けた方が無難でしょう。
この他にもシガーラーターソケットを占有しますので、スマホの充電用にシガーライターコードを用意すると便利だと思います。
こんな風にシガーライターコードとスマホやタブッレトの充電が同時に出来るソケットもあります。
⇒BESTEK シガーソケット usb 充電器 ソケット 2連 USB 2ポート 12V/24V車対応 LED付き MRS152UV
ゴリラの使い勝手は?
さて、取り付けは出来たとして、肝心のゴリラの画面はどうなっているのでしょう。
まず、文字が大きくてすごく見やすいです。
カーナビの文字って小さくて見にくいのが多いですが、さすが「でかゴリラ」。大きい文字でビックリしました。文字の大きさは変えられるのですが、これで標準なんです。
これ以上大きくても反って見づらいので変更はしていません。
メニューの画面です。目的地をタップすると行きたい場所を検索することができます。
最初に自宅を登録しておきます。目的地はカーナビをいじったことがある人なら分かると思いますが、住所、電話番号、ジャンル、履歴などいろんな探し方があります。
郵便番号やSDカード、緯度、マップコードで探す方法もあるんですね。SDカードはパソコンやスマホと連携してSDカードに保存しておいた地図を呼び出す方法です。
この辺りは前のカーナビにはなかったシステムなので進歩しているのを感じます。
ガイドブックというのもあって、主な観光地が収録してあり、目的地を呼び出すこともできるんですよ。
そこから、今晩宿泊する場所を探したり、レストランを探したりと、何だかスマホの使い方に似ていますよね。対抗しているのかもしれません。
この画面は目的地へのルート編集の設定です。決められたルートでなく、指定したルートで行きたい場合や、SDカードで予め登録してあるルートを呼び出す時などに使います。
面白いのはECOドライブというのがあって、走行中に「加速」「減速」アイドリングなどのeco運転が出来ているかを調べるなんてのもあります。
よくカーシェアリングなどにeco運転ができているとポイントがつくというシステムがあるそうですが、それに似ています。
これは設定画面です。ランドマークや案内の設定を替えたい時に使います。
これはワンセグや音楽、動画などの選択をする時に使います。テレビの映りはなかなかいいですよ。地デジもきれいに出ますし、ラジオも音声がきれいに出ていました。
SDカードに好きな音楽を入れて聞くことが出来ます。もうCDの時代じゃないんですね。沢山音楽を入れておけるからいいですよね。
あんまり多すぎてほんとに使うのは一部だけ
最近のカーナビの傾向でしょうか、いろんなことが出来るのですが、その中で実際に使うのはほんの一部だけのような気がします。
本来、カーナビは道しるべとして使うのであって、テレビや画像、動画は必要ないように思います。いろんな付加価値を付けて高く売っているとしか思えません。
だからこそ、スマホでいいという人も多いのでしょう。スマホがもう少しカーナビとして完成度が高くなればカーナビを買う人はいなくなるかもしれませんね。
文字が大きくてとっても見やすい、それは有難いのですが、使いこなせるかと言われるとNOです。とても使いこなせそうにありません。
単純に目的地を検索して音声案内を頼るだけになりそうです。それでも古いカーナビを頼るよりは新しいカーナビの方がいいに決まっています。
もう一つ便利なのか、どうか分かりませんが、このナビは「BLUETOOTH」が使えるのです。ナビに「BLUETOOTH」なんて、すごいですよね。
「BLUETOOTH」でスマホで見つけた場所をナビに送信することが出来ちゃうのです。
ですからスマホとナビの連携みたいなことが出来るという訳なんです。
最も私にはスムーズに使いこなせそうもありませんが。スマホの良い所とカーナビの良い所があるので、一概にどちらが優れているは分かりません。
でも昨今のカーナビって随分進化しています。
これからカーナビを買おうかなと思っている方に少しでも参考になれば幸いだと思っています。
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