家電ではありませんが、暖房器具なのでこのグループに入れました。
脱衣室が寒い！
寒くなってきましたね。部屋は暖房をつけて暖かくなるけど、風呂場まではなかなか暖かくなりません。
湯船に入ってしまえばぬくぬくですが、脱衣室はとっても寒いのです。風呂から出た後でも結構寒々しています。
そこで、暖房を考えるのですが、我が家の脱衣室は狭いのです。ただでさえ狭い場所に大きな暖房器は邪魔になってしまいます。
何かコンパクトな暖房器がないかなと探していました。コンパクトな暖房器といえば、トイレに置くファンヒーターなどがありましたが、電気を使います。
脱衣室はコンセントがあるにはあるのですけど、洗濯機や洗面台の照明、ドライヤーでふさがっています。
そうでなくても、電気の場合はコードがあって、長いコードは狭い脱衣室をさらに狭くしてしまいます。
又、電気の容量も考えて使わないと、キッチンやエアコンでかなり容量を使います。電気ストーブだと、500ワットから800ワット位ないと暖かくないです。
電気釜、レンジ、ドライヤーなど使い、電気ストーブまで使用するとショートする可能性もあります。
脱衣室も風呂に入る少し前に暖かくしておかないと意味がありませんしね。
電気を使わない暖房
色々調べているうちに、鍋物をする時に使うカセットガスを使った暖房器があることを知りました。初めはあんな小さなカセットガス１本で暖かいのかなと半信半疑でした。
確かに鍋物をしている時は暖房が要らないほど暖かいですよね。ただ暖房の能力はいかがなものか・・・・・
でも限られた部屋、狭い場所ならもしかして暖かいかも・・・・
しかも、電源が要らないという所がとっても気にいって、コンセントを考える必要もなければ、ショートする心配もいらない。
長い電気コードで足元が邪魔にもならない、結構私の中ではいいかも、という気がしてきました。
一つあると便利
そして、何より災害時に電源が使えなくなった場合、すごく活躍しそうです。もう、３０年も前になりますが、３月に大雪が降りました。
この時、発電所の鉄塔が雪の重みに耐えきれず倒れてしまったことがありました。この辺一帯は停電になって電気が丸１日付かなくなったことがありました。
ガスだけ使えるような状態だったのです。
３月とはいえ、まだまだ寒い季節だったので、暖房は必要でした。しかし、最近の暖房器具はガスであれ、灯油であれ電気を使いますよね。
多くの家庭は暖房器具が使えなくて、毛布にくるまって1夜過ごしたと聞きました。
幸い、我が家は親から借りた古い石油ストーブがありましたので、何とか寒さはしのげましたが。
この時、電気を使う暖房器具は災害時は役に立たないことが分かりました。これから大地震がくるかもしれないことを考えると、一つは電源を使わなくても暖がとれるような物を用意しておいても良いのではないかと思います。
今回購入した暖房器は電源も灯油も電池さえ使いません。カッセトガスを使います。但し、日ごろからカッセトガスは多めに用意しておく必要がありますが。
Iwatani 風暖（KAZEDAN） CBを購入
イワタニから出ているカセットガスヒーターは3つあります。1つはファンが出ないコンパクトタイプで、もう1つがファンが出るコンパクトヒーター、後1つは大きめのヒーターです。
それぞれカセットガスは1本しか使用しませんが、場所を考えて使用するならば、コンパクトヒーターになります。
ファンがあるのとないのとではすぐに暖まりたい、特に脱衣所などはこちらが便利かと思い、Iwatani 風暖（KAZEDAN） CBに決めました。
大きさは319×260×438mmで、4.9キロととってもコンパクトです。
私は「Amazon」で購入しましたが、値段が販売するお店によって大きく違うことに驚きました。ネットで安い所を探して買うことをお勧めします。
ちなみにAmazonの「タンスのゲン」というお店で17999円でした。送料は無料です。すごく早く届いたので又々ビックリ。
届いた時、箱が余りにも大きいので、あれっ、間違えたかなと思ったくらいでした。
中を開けるとコンパクトだったのでほっとしました。
前面にテープが張ってあり、点火するとこの部分がこのようになりますというテープでした。
早速、点火してみることにしました。まずは、カセットボンベをいれなくてはいけません。後ろにボンベを入れる場所があります。
ここは鍋物に使っている人なら慣れたものですよね。お馴染みの入れ方です。
点火は全面で行います。
点火の方にカチッと回すだけです。とっても簡単。温度調節はその上にあります。
標準と弱があります。最初標準で行ってみましたが、かなり暖かいです。ファンが回るまでちょっと間があきますが、ファンが回った途端、すごく暖かくて驚きでした。
弱でもいけそうかなと思いました。あんな小さなボンベだけど、以外と暖まりますよ。
狭い場所、脱衣室やキッチンの足元などには良いのではないかと思います。ファンはこちらから出てきます。
点火していると、この窓に青い光が見え、暖かい風が出てきます。上に空気を取り入れる窓があります。
後ろにファンが見えます。
足も付いていますよ。厚みはこんな感じです。
多少厚みはあると感じましたが、あまり薄くても倒れると危ないですしね。あっ、地震などがあって揺れると立ち消えするようになっていますから、安心ですよ。
最近の暖房器具は全部立ち消えできるようになっていますね。だから動かす時は一度消してからでないと出来ません。
消してもすぐ付くし、石油のように臭いもしません。
災害時に電気、ガス、電池の要らない暖房器具を！
東日本大地震の時は停電こそしませんでしたが、節電で一時電源が使えなくなりましたよね。
災害に見舞われた方はもっと過酷な状況だったので、私たちはこの程度は我慢しなければいけなかったのですが。
物資の多くが無くなってしまってかなり生活が悲惨でしたよね。この時はカッセトボンベも売り切れてしまいました。
電気、ガス、電池を必要としないカッセトガスは非常事態にとっても役に立つはずです。ボンベも日ごろ多めに用意しておけば、いざという時には調理も出来るし、暖もとることができます。
一家に一台あっても悪くはないと思いますよ。昔ながらの石油ストーブを買って置いている家庭もありますが、灯油だってあの震災の時は購入出来ませんでしたからね。
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