最近、ハーブを使って調理する人が増えて来ましたね。そんなハーブのお話です。
多年草のハーブたち
春になって我が家の多年草ハーブが芽を出してきました。
レモンバーム
 名前の通り、葉がレモンの匂いがします。丈夫で冬は枯れますが、春になると再び芽を出します。
名前の通り、葉がレモンの匂いがします。丈夫で冬は枯れますが、春になると再び芽を出します。
 シソ科の多年草で、原産は南ヨーロッパです。
 メリッサとも呼ばれています。これはギリシア神話からきていて、メリッセウスというミツバチ男の娘、メリッサが蜂蜜をゼウスに与えたことからレモンバームの花がミツバチを寄せ付けるのでこう言われるんだそうです。そう言えば蜂が来ているかもしれません。
 利用法は我が家はあまり利用していませんが、ハーブティーやアイスクリーム、サラダ、魚料理、肉料理などに使います。
 虫が付かないのと良く増えます。緑の葉がとてもきれいです。
 手で擦るとプ~ンとレモンの香りがして気分爽快となります。
ミント
 葉っぱがとても柔らかく、ちょっと毛羽立ったようなフワッとしたハーブです。これも擦るとミントのさわやかな香りがします。
葉っぱがとても柔らかく、ちょっと毛羽立ったようなフワッとしたハーブです。これも擦るとミントのさわやかな香りがします。
ハーブの香りはほんとに癒されますね。
 ミントは多年草で冬は枯れてしまいますが、春になると又芽を出してきれいな葉が見られます。
 丈夫で地下茎なので次々と増えて一株植えると庭が大変なことに。あちらこちらでミントだらけになってしまいます。
 ミントは種類が沢山あって、日本ではハッカという種類がありますね。飴やチュウイングガムなどに使われています。
 原産は北半球の温帯地・アフリカで、代表的なものにペパーミントとスペアミントがあります。
 ペパーミントは主にアイスクリームやガムなどに利用され、スペアミントはエスニック料理などに利用されています。
 我が家のはアップルミントという品種で、甘い香りとさわやかな香りが合わさったような香りがします。
タイム

 これも多年草でとっても丈夫です。やはり冬は枯れてしまいますが、春になると又出てきて、庭をにぎやかにしてくれます。
 葉が小さく、丈も短いので地面を覆うのに適しています。夏の日差しが強い時は緑の葉が地面を冷やしてくれるので助かります。
 又、タイムは肉料理の下味に使うと香りが肉の臭みを消してくれます。白い小さな花もかわいらしいんですよ。
 タイムも種類が色々あって紫色の花を咲かせるタイムを植えたりしましたが、繁殖力が弱く、白いタイムに負けてしまったようです。
バジル
この間蒔いたばかりのバジルが芽を出してます。バジルは1年草なので、毎年春に蒔く必要があります。
 バジルの葉はスパゲッティで御馴染みですよね。柔らかく、香りもとっても良いのでパスタやサラダ、パンにも合います。
 種を蒔く時、日光を好むので、上にかける土は薄くします。そして日の当たる場所で発芽させます。
 種にも日光を好むのと暗くて良いのとあります。殆どが芽を出すまで日光は必要ないのが多いのですが、中には日光を必要とするものがあるので裏表紙を良く読まなければいけませんね。
ラベンダー
これも多年草ですが、寒さに強く冬でも枯れずに茎が残っています。その代わり夏の暑さには弱いですね。
 ラベンダーは北海道などでは真夏でもきれいに咲いているようですから寒さには強いんですね。
 香りがとっても強くて料理にはちょっと向かないです。ポプリとして楽しんだり、浴槽に入れたりすると良い香りで癒されます。
 葉が独特できれいですよね。花もそれこそラベンダー色で群生しているとすごくきれいです。
 北海道の富良野のラベンダー畑が有名ですが、写真で見ると一面紫色でとってもきれいです。私はまだ直に見たことがありませんけど。
パセリとイタリアンパセリ

 上がパセリで下がイタリアンパセリです。両方とも多年草で冬は枯れてしまいますが、春に又葉が出てきます。
上がパセリで下がイタリアンパセリです。両方とも多年草で冬は枯れてしまいますが、春に又葉が出てきます。
 パセリは揚げ物などの付けあわせで御馴染みですが、イタリアンパセリはあまり馴染みがありませんね。
 我が家もどう使おうかと考えてしまいます。というのは、パセリと違って葉が硬くて生で食べにくいんです。
 みじん切りにしてスープに入れるとか、サラダに入れるとかちょっと使いにくいです。
 パセリは香りがかなりきついのですが、この葉が好きな虫がいるんですね。うっかりしていると全部葉っぱを食べられてしまいます。
 「他で食う虫も好きずき」とはよく聞く言葉ですけどパセリに当てはまる言葉だなあといつも思います。
ローリエ(月桂樹)
 これは常緑樹なんですが、葉が香るのでハーブともいえるのではないでしょうか。丈夫な木で、一年中緑の葉を付けています。
これは常緑樹なんですが、葉が香るのでハーブともいえるのではないでしょうか。丈夫な木で、一年中緑の葉を付けています。
 枝が真っ直ぐに伸びていき、春は若葉が沢山出てきます。この葉を乾燥させて、カレーやシチューなどの香りづけとして使います。
 春になるとどんどん葉が出ますから剪定を兼ねて日光に当て乾燥させます。生の時よりも乾燥させた方がより香りが出ます。
春になるとどんどん葉が出ますから剪定を兼ねて日光に当て乾燥させます。生の時よりも乾燥させた方がより香りが出ます。
三つ葉
 これも御馴染みの三つ葉です。親子丼や澄まし汁などに入れますよね。春になって葉が出てきました。冬は枯れてしまい、根だけ残っています。
これも御馴染みの三つ葉です。親子丼や澄まし汁などに入れますよね。春になって葉が出てきました。冬は枯れてしまい、根だけ残っています。
 お正月のお雑煮を作る際に三つ葉が欲しいなと思うけどいつも枯れていて使えないんですね。店頭ではものすごく高い値段で売っています。
 我が家にあるのに・・・・・と毎年嘆いています。今はありすぎて使うのに困るくらいです。
 あれば重宝だけど、あまり出番の少ないハーブのようです。
香る野菜はみんなハーブ
ハーブというとラベンダーとかオレガノとか西洋の野菜を思い浮かべますが、日本の昔からあるハーブも一杯あります。
ニラやシソなども立派なハーブです。香る野菜はハーブなんです。
 知らない内に私たちはハーブを料理に使っているんですね。日本食は刺身とか天ぷらなどあっさりした料理が多いので、あまりハーブを使う頻度は少ないのでしょう。洋食の方は肉料理が多いため、どうしても匂い消しが必要だったのだと思います。そこでハーブの出番が多くなるのですね。
 だんだん日本人も肉料理を食べるようになってハーブも盛んになってきたのかもしれません。
庭に植えておくと、花も葉も楽しめる
ハーブは食べるだけでなく、植えておくだけで、花も咲くし、葉がきれいな種類が多いので、お勧めです。
 又虫が殆ど寄ってこないのも大きな特徴です。但しパセリは別。以外と好きな虫がいるんです。その他のハーブはあまり虫にやられません。
 香りが強いので虫が避けるのかもしれませんね。他の野菜と一緒にハーブを植えておけば虫の回避になるようですよ。
 ただ、西洋のハーブは日本の夏の気候が苦手なようです。地中海の温暖な地域で育つ物が多いせいでしょう。
 日本の古くからあるハーブは真夏の暑さにも耐えられるようです。





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