知り合いから掘りたてのタケノコを頂きました。
立派なタケノコ!
見てください!この大きなタケノコ。すごい立派です。
お店で買うのと違って掘ってからまだ間もないタケノコです。せっかくですから早くゆでて食べることにしました。
タケノコは掘りあげてから時間が経つとえぐみが出て美味しくないそうです。こんなチャンスはあまりないので即ゆでます。
上の写真のタケノコが一番大きく、長さ60cmはあるでしょうか。太さもかなりあります。
圧力鍋を使うのが最も早く楽にゆでられるのでこれを使うことにします。
頂いたタケノコは全部で4本なのですが、お隣に1本あげてしまいましたので残り3本をゆでます。
大きなタケノコはこのままだと圧力鍋に入らないので横2つに切ってゆでることに。
小さい方は2本一度に入りそうなので合計3回圧力鍋でゆでることになります。ゆでるのも結構大変です。
圧力鍋がなかったら面倒だろうなあ・・・・
ゆでるのを開始!
まず、泥を落とし、皮を3枚くらいはがします。穂先を4cm程切って皮に切れ込みを入れます。
下の写真は小さいほうのタケノコです。このぐらいだと楽にゆでられます。
圧力鍋に入れて水を入れ、ぬかを少し入れます。ぬかは入れすぎると圧力鍋の弁が詰まってしまうので少々入れます。
水も沢山入れすぎるとぬかと共に吹きこぼれてしまうので注意しなければいけません。
この位の大きさだと15分くらい加圧すれば大丈夫だと思います。大きいのは20分~25分くらいかかります。
終わったらしばらくそのままにしておきます。圧力が下がったら取り出して冷めるまでおきます。
その間にあくが抜けていきます。冷めたら水で洗って硬い皮をむきます。
硬い皮をむくとこんなに小さくなってしまいます。これは小さいほうのタケノコで、あの大きなタケノコは下の写真。
これ1本分ですから如何に大きかったか、お分かりになるでしょう。
保存方法
1本は近くに住む息子夫婦にあげて、後は私達夫婦で頂きます。今日の夕飯にタケノコご飯を作って、後は冷凍します。
冷凍するときは丸のままでなく、スライスした方が後で使いやすいです。
冷蔵庫を新しく買い替えて、急速冷凍が便利で大活躍。余った料理や素材はすぐに冷凍します。この急速冷凍、本当に早く冷凍されるので長期間新鮮に保存することが出来ます。
この冷蔵庫に替えてから素材の無駄が無くなった様に感じます。野菜を沢山頂いた時は固めにゆでて、急速冷凍にします。
急速冷凍で冷凍されたら普通の冷凍室に移します。急速冷凍は急速ボタンを押さないと始まりません。そして終わると普通の冷凍に戻ります。
この冷凍能力は本来の冷凍室より劣るので急速が終わったら速やかに本来の冷凍室に移す必要があります。
この使い方さえ間違わなければすごく便利な機能です。
我が家は2人だけですから作った料理が余ることが多いのです。こんな時は急速冷凍で冷凍して保存してしまいます。
カレー、シチュー、餃子、ご飯などは多く作って冷凍すれば、次回は戻して温めるだけで調理時間が短縮できるので重宝です。
ちなみに冷凍でなく、冷蔵庫で保存するときは水を入れた容器にタケノコを入れて保存します。
タケノコのチョコット知識
日本で主に食べられているタケノコは中国から伝わったモウソウチクというタケノコです。
タケノコの種類
- モウソウチク・・・・・・・黒い斑模様の皮で毛で覆われている
- マダケ・・・・・・・・・・・・薄い班模様の皮
- ハチク・・・・・・・・・・・・淡い紅色の皮
- ネマガリタケ・・・・・・・弓のように曲がって生える
- カンチク・・・・・・・・・・黄色、黒紫色の皮
産地
京都府向日市や長岡京市、大山崎町が有名です。今の時期、季節行事として「竹の子掘り」が各地で行われています。
タケノコの料理
- 生食や焼き物・・・・・・新鮮な物に限りますが、刺身や焼き物で食べることが出来ます。
- 煮物・・・・・・・・・・・・・土佐煮や若竹煮が有名。
- 揚げ物・・・・・・・・・・・天ぷら
- 具材として・・・・・・・・筍ご飯や八宝菜に。
- タケノコの皮・・・・・・・・・・・柔らかい皮は食用に、固い皮は食器に利用。昔は中に梅干を入れて包み、チュウチュウと吸っておやつ代わりにしたものす。
栄養
タンパク質、カリウム、食物繊維、ビタミンB1、B2、C、Eが含まれています。
タケノコにまつわる言葉
- 雨後のタケノコ・・・・・雨が降った後はタケノコが生えやすいので、何かをきっかけとして物事が次々と起こること。
- タケノコ生活・・・・・・・タケノコの皮を1枚ずつはぐように身の回りの衣類や家財道具などを売って食いつなぐ生活の有様。昔、竹の子族というのが流行りましたが若者が色んな物を張り合わせて服にして着てました。
- タケノコ医者・・・・・・・タケノコが竹となり藪になるということから、藪医者のことを言います。
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