昨年、何年かぶりに我が家の布団を全部替えました。もっとも、3人分だけですが。1人は独立しているので布団を持っていってしまったので。布団もゴミとなるので、なかなか替えられないですね。私の母は布団の打ち直しを行っていましたが、現在は買った方が安いです。
古い布団の処分
布団屋さんもあまり見かけなくなりました。でも買い換えるとなると古い布団は処分するしかないですよね。以外とこれが面倒なんですよね。前は粗大ゴミといって要らなくなった物をポンポン出せたけど、今は大きい物が出せなくなってしまいました。大ゴミの券を500円で買って、引き取りに来てもら方法と、直接ゴミの収集所に持って行く方法があります。たくさん大きなゴミがある時は直接持っていった方が安上がりです。500円で500kgまで出せますから。ただ、車で運ばなければいけませんが。
というわけで、要らなくなった布団をまとめて処分することにしました。車に一杯積んで。
今は羽毛布団が主流
昔は綿の布団が主だったのが、だんだんポリエステルとなり、現在は羽毛が多いですね。羽毛が安くなったというのもあるでしょう。我が家も綿の布団を使っていました。掛け布団はそれ程傷みは少ないですが、重いんですね。若い時はあまり苦にならなかったのですが、年を取るにしたがって、重さがつらくなってきました。心臓を圧迫するので、重い布団は良くないとも言われます。
10年ほど前に1枚だけ羽毛布団を買って使っていましたが、これももうくたびれてきて、あまり暖かさを感じません。この時まだ羽毛布団は高くて10万円位したのではないでしょうか。それが今は5万円以下で買えてしまうのですね。びっくりしました。しかも、たっぷり羽毛が入ってです。
綿わただと日光に干さないと湿気でじっとりしてしまうし、ポリエステルは軽いけど暖かくないです。羽毛は軽くて、そんなに干さなくても良いし、良いこと尽くめです。羽毛の分量によっては真夏を除いてほぼ一年中使えます。重い掛け布団から羽毛布団に替えると、初めは軽すぎてはねのけてしまうような気がしますが、良く出来ていて、動きに合わせて吸い付いてくるんですね。だから全然寒くないんです。私は真冬でも羽毛布団一枚で寝ています。毛布は使っていません。夫はなぜか毛布を使いたがります。毛布をかけるときは、羽毛布団の上からかけます。
羽毛布団はどう選ぶ?
今やあちこちで羽毛布団を宣伝しています。数ある中からどうやって選べば良いか。考えてしまいますよね。デパート、ホームセンター、家具屋さん、生協、通販。通販以外は見ることも実際に手にとって触ることも出来るから分かるのですが、通販はそうはいきません。
でも圧倒的に通販の方が安いですよね。私も最初は通販で寝具を買って大丈夫かな?と思いました。そこで、どこで買うにしても、まず予備知識が必要になってくるので、調べてみました。
選び方
1. 羽毛の種類: グース、ダックに分かれます
マザーグース、グースダウン、ダックダウン(上質な順)
2. かさ高:13cmとか16.5cmとか書いてあります。多いほど暖かい
3. 羽毛の産地: ポーランドとかハンガリーとか書いてあります。
ただ、アジア産とブレンドされている場合もある
4. 羽毛の量: グースだとシングルで1.2kg以上、ダブルで1.6kg以上は必要
ダックだとシングルで1.2~1.3kg、ダブルで1.6~1.7kgは必要
5. 羽毛の洗浄: 品質の良い羽毛は国内で選別、洗浄、殺菌等の処理をしている
6. 品質ラベル: 日本羽毛製品協同組合が定めるラベルがある
(有名メーカーは添付していない場合が多い)
プレミアム、ロイヤル、エクセル、ニュー
*我が家のは「エクセルゴールド」のラベルです。
裏には会社名が書いてあります
7. 内部キルト構造: 二層・三層構造 少し重くなるが、保温性がある
一層構造(立体キルト) 軽い
保温性を求めたい時はかさ高が高い羽毛が良い
高齢者は一層構造で高品質のダウンと柔らかい生地を使った羽毛布団が良い
8. 側生地: 超長綿、新合繊、シルク等
*我が家のは綿100%です。ダウン93%、フェザー7%、1.4kgです。
フェザーは少ない方が良いです。
結論
中身を見るわけにもいかないので、判断がとても難しいです。やはり信頼の出来るお店、又はメーカーで買うのが良いのでしょうね。
我が家は通販で購入しましたが、レビューとかを参考にしたり、品質ラベルやかさ高で判断しました。今の所、暖かく寝られますよ。
あまり安い羽毛布団は選びませんでした。1万円以下なんてどう考えてもおかしいですから。生協に置いてある羽毛布団の値段と内容、かさ高も参考にしました。側生地はサテン生地で、無地を選びました。模様が付いて高くなっているより、中身がよい方が良いからです。それにどうせ、カバーを掛けてしまうので、模様が無い方が反って都合が良いからです。
裏側に8箇所にループが付いてあり、カバーを掛ける際に紐で結びます。これは、中で羽毛が寄れてしまわない様になっているみたいです。寝相の悪い人にはとっても助かります。
こんな感じで我が家は羽毛布団を選び、購入に至りましたが、これから買おうと思っている方に少しでも参考になればいいと思っています。
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