高齢者の外食は難しい


先日、実家の母を訪ねた時のことを少し書いてみたいと思います。

毎月、一回は車で1時間くらいの実家の母を訪ねます。母は88歳。以前脳梗塞を患い、その時の後遺症で口が多少ろれつが回りません。足も弱ってきて、杖をつきながら何とか歩くという状態です。

私は3人兄弟の長女で、娘一人です。母は2世帯住宅に住んでいて、普段は弟夫妻と独身の弟が面倒を見ています。私は娘一人ということもあり、時々細々とした用事をやってあげます。

美容院でのこと

今回も美容院に行きたいと言うので、車で5分ほどのスーパーの一階にある美容室に連れて行って上げました。美容師さんに髪をどうするのかを聞かれても上手に伝えられないんですね。美容師さんが言っている事も良く理解出来ない様で、たまりかねて美容師さんが私に聞いてきます。

私は娘なので、母が言おうとしている事は分かりますから説明して、やっと納得。これだけでも高齢になると大変なんですね。

お財布が一円だらけ!

髪を切ってさっぱりした所で、次はお買い物。カートを引いて精算をします。この精算も母だけだとお財布からお金を出すというしぐさが大変なんですね。お札は楽に出せるけど、硬貨がうまく出せないんです。指でうまくつかめないんですね。後ろにお客さんがいると、悪いと思ってなおさらあせって出せません。だからすぐにお札を出して、お財布の中はいつも硬貨が一杯ですごく重たいのです。消費税が8%になってさらに硬貨が増えて、お財布は一円玉ばかり。これにはとてもびっくりしました。何度か一円玉をお札に替えてあげたりしましたけど、最近はお金を払う時は私が母のお財布から出してあげます。その方が早いし硬貨を使うことも出来るから。

高齢になるとこんな事も出来なくなるのかなとつくづく考えさせられます。

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外食してみたい!

さて、買い物を終えて、車に乗り込み、帰ろうとしたら、母が「この近くに食べる所がある。チラシにおいしそうなのがあったからそこへ言ってみたい」と言うんです。いつもは宅配のお弁当が届くので、そればっかり食べているのですが、今日はそんなことを言います。以外だったので、思わず「えーっ!外食するの?」って聞き返したんです。そうしたら「たまには外食してみたいんだよ。全然行った事ないから」と言うんですね。

確かに母と外食するのは子供が小さい時以来で、買い物に車で連れては行くけど家で食事をするのが当たり前のようになっていました。そんな母がどういう訳か外食をしたいと言う。珍しいこともあるものだなと思いました。

でもせっかくそういうんだから、連れて行ってあげようと、場所をスマートフォンで探し、駐車場があるのを確信して行きました。和食のチェーン店だったのですが、母には物珍しかったようです。「ふーん、こういう風になってるの?」と店内を眺めていました。メニューもどれを選んだら良いのか困惑していたので、私が「これならお魚だから食べられるんじゃない?」と言って、勧めました。

ところが、運ばれてきた御前が魚は食べられるのですが、ご飯が硬くて母には食べられないようでした。ほとんど残してしまいました。母は「やっぱり駄目だね」とちょっとがっかりした様に思えました。

もっと高齢者が楽しめる場所を

それを見て、これから高齢社会となっていく日本、このような老人が増えるのでしょう。もちろん自分も含めて。大部分の店が老人を対象にするのではなく、若い人達を対象に作られています。老人が楽しめる場所が少ないですよね。でも高齢化社会はますます進んでいくことでしょうから、高齢者が飲んだり、食べたり、笑ったり、老人ホームとは違ったお店が必要だと感じました。老人ホームはどこか隔離された施設のようで、それほど痴呆が進んでいない老人はもっと一般社会の中で過ごしたいのではないでしょうか。

先日の母の様子を見て、レストランも赤ちゃん用、一般用、老人用とメニューがあれば良いのにと思った次第です。

 

 

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